抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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血管内カテーテル治療を安全・確実に施行するために,血管内超音波法は必須である。血管内超音波法とは,直径1mm程度の超音波カテーテルの先端に探触子が内蔵されており,20MHz~60MHzの超音波を発信し360°高速回転することにより血管を内側から全局的に観察でき,治療対象となる血管の正常部,病変部について血管径や長さ,血管壁の性状を見極める。この血管内超音波法を用いて既設管の内側を観察し内径や長さの計測ができないだろうか?という仮説を基に実験を施行した。血管内超音波装置及び血管内超音波カテーテルと銅製の金属パイプを既設管と想定し実験モデルを作成した。金属パイプの内側を観察してみると鮮明に観察でき内径,長さともに正確に計測することができた。今回の実験では超音波を使用して金属管を内側から詳細に観察ができるということが分かった。画像を用いた既設管内調査においては超音波画像を用いた既設管内調査は見受けられない。超音波画像があらたな既設管内調査の画像表示として可能性があるのか問うてみたい。(著者抄録)