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J-GLOBAL ID：201802250696724650   整理番号：18A0314079

アカマツ大断面・長尺材の製造過程と強度特性の調査

著者 (1件)： 上野文明 (青森県産業技術セ 林業研)
資料名： 青森県産業技術センター林業研究所報告  (Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute. Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center)
巻： 2016  ページ： 5-22  発行年： 2017年11月30日 
JST資料番号： Y0634A  ISSN： 2185-7458  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アカマツ大断面・長尺材の製造技術と強度特性に関するデータを得るため,断面寸法120mm×300mm,材長6m以上の平角材を製造し,立木から製材までの製造過程を追跡し,ヤング係数等の強度特性を調査した。製造過程では,製造する平角材のサイズを得るための目安として,立木では胸高直径50cm以上,丸太では末口径40cm以上が概ね必要と考えられた。強度に関して,立木の応力波伝播速度と丸太の縦振動ヤング係数に相関が認められた。また,丸太,平角生材,平角乾燥材,平角仕上げ材の各段階間で縦振動ヤング係数に強い相関が認められたことから,丸太から平角材の強度を推定できると考えられた。平角仕上げ材の曲げ試験結果では,見かけの曲げヤング係数でJAS機械等級区分を見ると,E70からE130まで出現し,それらの曲げ強さは基準強度を満たすものであった。(著者抄録)

シソーラス用語： *アカマツ ,  *マツ材 ,  長尺物 ,  *機械的性質 ,  *特性 ,  *木材加工 ,  Young率 ,  製材 ,  樹木 ,  胸高直径 ,  角棒 ,  曲げ試験 ,  *木材性質 ,  JAS【規格】
準シソーラス用語： *強度特性 ,  丸太

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： アカマツ ,  長尺材 ,  製造過程 ,  強度特性 ,  調査