文献
J-GLOBAL ID:201802250779984883   整理番号:18A0335051

手術後の神経炎症および認知機能障害におけるP2X7受容体の重要な役割【Powered by NICT】

Critical role of P2X7 receptors in the neuroinflammation and cognitive dysfunction after surgery
著者 (7件):
資料名:
巻: 61  ページ: 365-374  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
術後認知機能障害は手術後の患者転帰を悪化させる。神経炎症が重要な神経病理学的プロセスである。P2X7受容体,炎症性応答に関与する蛋白質,手術後の神経炎症誘導,揮発性麻酔薬の選択は,その発生に影響を及ぼすかどうかの役割を決定した。八週齢C57BL/6JまたはP2X7受容体ノックアウト雄マウスは1.8%イソフルラン,2.5%セボフルランまたは10%デスフルランによる麻酔下で右頚動脈に曝露した。は術後2週からBarnes迷路および恐怖条件付けにより試験した。海馬は免疫組織化学的染色およびウエスタンブロッティングのための手術後の6時間,24時間及び7日で収穫した。イソフルラン,セボフルランまたはデスフルランによる麻酔下で手術したマウスは対照マウスにはバーンズ迷路のトレーニングセッション後の標的ボックス1または8日を同定するためにより長い時間を要した。イソフルランまたはセボフルランで麻酔したマウス,デスフルランではなく,は恐怖条件付け試験で対照マウスよりも凍結挙動であった。手術と麻酔したマウスは海馬におけるイオン化カルシウム結合アダプター分子1およびインターロイキン1βを増加させたが,この増加したイソフルランで麻酔したマウスよりもデスフルラン麻酔マウスで小さかった。手術したマウスはP2X7受容体とその下流分子カスパーゼ1を増加させた。P2X7受容体の阻害またはノックアウトは手術と麻酔誘発性神経炎症および認知障害を減弱させた。デスフルラン麻酔下手術は,イソフルラン麻酔下手術と比較した神経炎症および認知障害を減少させたかもしれないと結論した。P2X7受容体は手術後の神経炎症および認知障害を仲介する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る