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J-GLOBAL ID：201802250963605522   整理番号：18A0802129

質量分析によるROS誘導プロテオミクス署名の検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of ROS Induced Proteomic Signatures by Mass Spectrometry

著者 (1件)： McDonagh Brian (Department of Physiology, School of Medicine, NUI Galway)
資料名： Frontiers in Physiology (Web)  (Frontiers in Physiology (Web))
巻： 8  ページ： 470  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7093A  ISSN： 1664-042X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 調節酵素及び蛋白質において内因的に生成した活性酸素種(ROS)により誘導される可逆的及び不可逆的翻訳後修飾(PTM)は細胞シグナル伝達において必須の役割を果たす。代謝,転写,翻訳および分解を含むほとんど全ての細胞過程は,酸化還元調節蛋白質を含むと同定されている。ROSにより生成される重要なアミノ酸の特異的酸化還元修飾は,生化学的,環境的,遺伝的及び病理学的摂動に応答して蛋白質の活性又は機能的構造を迅速に変化させるための動的で汎用的な手段を提供する。蛋白質活性及び蛋白質-蛋白質相互作用に影響する可逆的及び不可逆的PTMsによる細胞ストレス応答を調節することができるので,これらの刺激に応答するプロテオームは酸化生理学において重要である。多くのROS種の高度に不安定な性質のために,酸化還元プロテオミクスを適用することは,発生したROS種の特徴的フットプリントを提供することができる。理想的なレドックスプロテオミクスアプローチが可能である。(1)特異的PTMの同定,(2)修飾されたアミノ酸残基の同定,(3)PTMを含む蛋白質の割合。MSにおける新しい開発は,より敏感な標的プロテオミクスアプローチと遡及的データ解析の機会を提供する。その後のバイオインフォマティクス分析は,ROS生成により影響される生化学的および生理的経路または細胞シグナル伝達カスケードへの洞察を提供することができる。このミニレビューは,ROS誘導PTMsを同定し定量化するための現在の酸化還元プロテオミクスアプローチと細胞シグナル伝達に対するその後の影響を詳細に示す。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アミノ酸残基 ,  プロテオーム ,  酵素 ,  アミノ酸 ,  タンパク質 ,  病理学 ,  データ解析 ,  *プロテオミクス ,  *質量分析 ,  翻訳後修飾 ,  生化学 ,  酸化還元反応 ,  不可逆性
準シソーラス用語： バイオインフォマティクス ,  ストレス応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： レドックス修飾 ,  スルフェン ,  ニトロシル化 ,  グルタチオン化 ,  チロシンニトロ化 ,  カルボニル化 ,  標的プロテオミクス

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 質量分析 ,  ROS ,  誘導 ,  プロテオミクス ,  署名