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J-GLOBAL ID:201802250972977159   整理番号:18A0124750

細胞外小胞腫瘍と免疫細胞コミュニケーションを研究するための新しい3D異型回転楕円体モデル【Powered by NICT】

A novel 3D heterotypic spheroid model for studying extracellular vesicle-mediated tumour and immune cell communication
著者 (8件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 1930-1935  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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由来細胞外小胞(EV)は腫瘍-宿主相互作用の重要なメディエーターとして出現した,免疫細胞における種々の官能効果を発揮することが示されている。ヒト免疫細胞に関する大部分の研究では,EVsは癌細胞培養培地または患者の体液から単離し,免疫細胞培養に添加した。このような設定では,選択されたEV濃度の生理的関連性は不明であり,EV分離法とEV投与のタイミングは,結果にバイアスをかける可能性がある。本研究では,腫瘍微小環境を模倣した条件でヒトTおよびB細胞におけるEV仲介効果を研究するための実験的細胞培養モデルを開発することを目的とした。はヒト前立腺癌細胞株PC3GFP標識EV(PC3CD63GFP細胞)を産生することを構築し,PC3CD63GFP細胞およびヒト末梢血単核細胞(PBMC)から成る3次元異型回転楕円体モデルを開発した。リンパ球へのPC3CD63GFP細胞からGFP標識EVの移動はフローサイトメトリーと蛍光イメージングにより解析した。エンドサイトーシス経路は三種のエンドサイトーシス阻害剤を用いて調べた。著者らの結果は,B細胞の大部分が,大部分EVの相互作用GFP標識EVはB細胞にインターナライズされなかったが,むしろ細胞表面に結合したままであることを示した。T細胞サブセットは,GFPタグをつけたEVと相互作用全CD3~+T細胞集団のEV-15.7 24.1%と相互作用する能力が異なっていたが,CD8~+Tの0.3 5.8のみ%であったGFP陽性であった。さらに,EVの画分はマクロピノサイトーシスを介してCD3~+T細胞におけるインターナライズした。まとめると,異型PC3CD63GFPとPBMCスフェロイドモデルは,腫瘍の微小環境を模倣した条件でのヒト免疫細胞における癌由来EVの相互作用と機能的効果を研究する機会を提供した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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抗原・抗体・補体の生化学  ,  細胞膜の受容体  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  細胞構成体一般 

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