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J-GLOBAL ID：201802250980020603   整理番号：18A0932206

トランスシアリル化のためのTrypanosoma rangeli由来の改変シアリダーゼの特性化と固定化【JST・京大機械翻訳】

Characterization and immobilization of engineered sialidases from Trypanosoma rangeli for transsialylation

著者 (8件)： Zeuner Birgitte (Center for BioProcess Engineering, Department of Chemical and Biochemical Engineering, Technical University of Denmark, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Gonzalez-Delgado Isabel (Chemical and Environmental Engineering Group, ESCET, Universidad Rey Juan Carlos, c/Tulipan s/n, 28933 Mostoles, Madrid, Spain) ,  Holck Jesper (Center for BioProcess Engineering, Department of Chemical and Biochemical Engineering, Technical University of Denmark, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Morales Gabriel (Chemical and Environmental Engineering Group, ESCET, Universidad Rey Juan Carlos, c/Tulipan s/n, 28933 Mostoles, Madrid, Spain) ,  Lopez-Munoz Maria-Jose (Chemical and Environmental Engineering Group, ESCET, Universidad Rey Juan Carlos, c/Tulipan s/n, 28933 Mostoles, Madrid, Spain) ,  Segura Yolanda (Chemical and Environmental Engineering Group, ESCET, Universidad Rey Juan Carlos, c/Tulipan s/n, 28933 Mostoles, Madrid, Spain) ,  Meyer Anne S. (Center for BioProcess Engineering, Department of Chemical and Biochemical Engineering, Technical University of Denmark, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Mikkelsen Jorn Dalgaard (Center for BioProcess Engineering, Department of Chemical and Biochemical Engineering, Technical University of Denmark, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark)
資料名： AIMS Molecular Science (Web)  (AIMS Molecular Science (Web))
巻： 4  号： 2  ページ： 140-163  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7118A  ISSN： 2372-0301  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非病原性Trypanosoma rangeliからのシアリダーゼ(EC 3.2.1.18;GH 33)は,そのトランスシアリル化活性を改善する目的で工学されている。最近,15と16のアミノ酸置換を含む2つの工学的変異体は,有意に改善されたトランスシアリル化活性を示すことが分かった。両方は,最初に報告された突然変異体TRSA_5mutと比較して,トランスシアリル化と加水分解生成物の間で14倍高い比率を有した。本研究では,これらの2つの変異体,Tr15とTR16を,pH最適,熱安定性,受容体対ドナー比の影響,及び受容体としてのラクトース又は他のヒト乳オリゴ糖コア構造としてのカゼイングリコマクロペプチド(CGMP)を用いたトランスシアリル化に対する受容体特異性を特性化した。両シアリダーゼ変異体はpH4.8付近でpH最適を示した。各酵素の熱安定性は以前に開発されたT.rangeliシアリダーゼ変異体のそれに匹敵し,T.cruzi(TcTS)由来の天然トランスシアリダーゼのそれより高かった。他の遺伝子操作T.rangeliシアリダーゼ変異体及びTcTSに関しては,受容体特異性は広かった:ラクトース,ガラクトオリゴ糖(GOS),キシロオリゴ糖(XOS)及びヒト乳オリゴ糖構造ラクトン-N-テトラオース(LNT),ラクト-N-フコペンタオース(LNFP V),及びラクトン-N-ネオフコペンタオースV(LNnFP V)は全て,Tr15及びTR16によりシアリル化された。受容体対ドナー比の2から10への増加は,トランスシアリル化に正の効果を示した。両酵素は,トランスシアリル化においてラクトースの非還元末端でα(2,3)-結合を形成する高い選択性を示した。Tr15はトランスシアリル化反応速度及び3′-シアリルラクトースの収率に関して最も効率的な酵素であった。最後に,Trp15をグリオキシル官能化シリカ上に共有結合的に固定化し,6サイクルの再利用後の遊離酵素と比較して,1mg酵素当たりのバイオ触媒生産性(mg3′-シアリルラクトース)の1.5倍の増加をもたらした。グリオキシル官能化シリカの使用は,(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン(APTES)およびグルタルアルデヒドで官能化したシリカよりも固定化に対して著しく優れていることが証明され,それは遊離酵素で得られたものの半分以下の生物触媒生産性をもたらした。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ドナー ,  *キャラクタリゼーション ,  共有結合 ,  官能化 ,  受容体 ,  遺伝子操作 ,  二酸化ケイ素 ,  反応速度 ,  熱安定性 ,  *ノイラミニダーゼ ,  ヒト ,  バイオ触媒 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ガラクトシド ,  二糖類 ,  ピラノシド
準シソーラス用語： 特異性 ,  *シアリル化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： トランスシアリル化 ,  トランスシアリダーゼ ,  Trypanosoma rangeli ,  酵素固定化 ,  カゼイングリコマクロペプチド(cGMP) ,  GH33 ,  人乳オリゴ糖(HMOS) ,  ガラクトオリゴ糖(GOS)

分類 (5件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素の応用関連  (EB09100B) ,  糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

物質索引 (1件)： ラクトース

タイトルに関連する用語 (7件)： トランス ,  シアリル化 ,  Trypanosoma ,  改変 ,  シアリダーゼ ,  特性化 ,  固定化