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J-GLOBAL ID:201802251000845521   整理番号:18A0575847

アレンドロネートは,脂質A誘発性IL-1β放出とSmad3/NLRP3/ASC依存性細胞死を増強する【Powered by NICT】

Alendronate augments lipid A-induced IL-1β release and Smad3/NLRP3/ASC-dependent cell death
著者 (2件):
資料名:
巻: 198  ページ: 8-17  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アレンドロネート(ALN)は骨吸収を阻害する窒素含有ビスフォスフォネート(NBP)である。NBPは炎症性副作用を有し,ALNは細菌誘導インターロイキン(IL)- 1β産生を増強した。本研究では,ALNはピロトーシス,IL-1β放出に関連した細胞死の型を誘導する,リピドA,グラム陰性細菌の成分とインキュベートしたマクロファージ様J774.1細胞におけるかどうかを調べることを目的とした。ALNとJ774.1細胞の前処理は,脂質A誘発性IL-1β産生と細胞死ではなく,IL-6およびTNF-α産生を増加させた。,カスパーゼ-1阻害剤であるAc-YVAD-CHOは脂質Aにより誘導されるALN増強IL-1β産生を阻害したが,ALN誘導細胞死に影響しなかった。さらに,汎カスパーゼ阻害剤,Ac-IETD-CHO,カスパーゼ-8阻害剤,Z-VAD-FMKはALN誘導細胞死を阻害し,ALNの効果はカスパーゼ活性化とは無関係に発揮されることを示唆した。もSmad3阻害剤(SIS3)はALN増強IL-1β産生を抑制することを示した。さらに,SIS3はLDHとカスパーゼ-1のALN増強放出を減弱させた。これらの結果は,ALNはSmad3に依存してIL-1β産生,細胞死,およびカスパーゼ-1放出を増強することを示唆した。ALN増強IL-1β産生と細胞死はCARD(ASC)とNOD様受容体ピリンドメイン含有3(NLRP3)を含むアポトーシス 関連スペック様蛋白質,Smad3活性化に関連するに依存するかどうかを検討した。抗ASCと抗NLRP3両方の抗体はALN誘導細胞死とカスパーゼ-1放出が,ALN増強IL-1β産生抗ASC抗体阻害のみを抑制した。著者らの知見は,ALN増強IL-1β産生と細胞死はSmad3とASC活性化を必要とし,SIS3と抗ASC抗体はALNによる壊死性炎症性疾患に対する緩和剤として役立つ可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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免疫反応一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  運動器系の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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