文献

J-GLOBAL ID：201802251054822909   整理番号：18A0481564

ポリ塩化アルミニウムの凝集における3生体高分子成分の挙動の違い:凝固膜ろ過プロセスの最適化のための意味【Powered by NICT】

Differences in behaviour of three biopolymer constituents in coagulation with polyaluminium chloride: Implications for the optimisation of a coagulation-membrane filtration process

著者 (7件)： Ding Qing (Faculty of Science and Engineering, Chuo University, 1-13-27 Kasuga, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8551, Japan) ,  Yamamura Hiroshi (Faculty of Science and Engineering, Chuo University, 1-13-27 Kasuga, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8551, Japan) ,  Yonekawa Hitoshi (Plant Engineering Division, METAWATER Co., Ltd, 2-56 Suda-cho, Mizuho, Nagoya 467-8530, Japan) ,  Aoki Nobuhiro (Environmental Technology Department, R&D Center, Business Strategy Division, METAWATER Co., Ltd, JR Kanda Manseibashi Bldg, 1-25, Kanda-sudacho, Chiyoda-ku, Tokyo 101-0041, Japan) ,  Murata Naoki (Water Purification Process Development Group, Environmental Technology Department, R&D Center, Business Strategy Division, METAWATER Co., Ltd, 1 Maegata-cho, Handa, Aichi 475-0825, Japan) ,  Hafuka Akira (Faculty of Science and Engineering, Chuo University, 1-13-27 Kasuga, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8551, Japan) ,  Watanabe Yoshimasa (Research and Development Initiatives, Chuo University, 1-13-27 Kasuga, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8551, Japan)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 133  ページ： 255-263  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 凝固はしばしば溶存有機物質を低減し,膜汚損を防止するための膜プロセスの前処理として適用した。生体高分子(BP)は繰り返し主要有機汚染物質として報告されており,pHまたは線量などの凝固条件を残りのBPsを最小化するために最適化した。最適化はBPの複雑で不均一性のために問題となっている。本研究では,凝集プロセスにおけるいくつかのBP画分の挙動は,液体クロマトグラフィー(LC)-分別に続く励起-発光マトリックス平行因子分析(EEM PARAFAC)により調べた。一連のジャーテストを用いて,BP除去は源水のタイプに依存し,フミン物質を除去するためのほぼ同一のプロセスにもかかわらず,天然水の三試料中の電荷中性化条件の違いを反映していることを見出した。この結果はBP凝集の最適化の複雑性を示した。LCによるEEM-PARAFAC BPの分画は少なくとも三種の有機部品群(C1,C2およびC3)はBPを構成することを示した。C1は廃水中にしばしば検出されるトリプトファン様有機物であり,C2はフェノール化学構造を有していることをチロシン様有機物であり,C3は腐植質様物質である。C1は酸性pHではなく中性pHで完全に除去されたが,C2の除去はpHまたは用量で有意に変化して,凝集プロセスで類似していた困難を示すも非効率的である。成分C1とC2の違いは,異なる源からの水におけるBPの除去効率の違いを部分的に説明する可能性がある。著者らの研究は,膜システムのための適切な前処理プロセスの最適化や選択は実質的にBP(例えば,C1およびC2成分)の組成に基づくべきであることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *最適化 ,  *凝集 ,  前処理 ,  *凝固 ,  因子分析 ,  凝集処理 ,  天然水 ,  電荷 ,  フミン酸 ,  *膜濾過 ,  *生体高分子 ,  有機汚染物質 ,  膜ファウリング ,  溶存有機物 ,  *改変
準シソーラス用語： PARAFAC , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 生体高分子 ,  膜ファウリング ,  EEM-PARAFAC ,  予備凝集 ,  低圧膜ろ過 ,  ポリ塩化アルミニウム

分類 (2件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (9件)： ポリ塩化アルミニウム ,  凝集 ,  生体高分子 ,  挙動 ,  凝固 ,  膜ろ過 ,  プロセス ,  最適化 ,  意味