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J-GLOBAL ID:201802251073787743   整理番号:18A0946984

Pseudomonas fluorescens接種がトマトの鉄欠乏改善に及ぼす影響

Effect of Pseudomonas fluorescens inoculation on the improvement of iron deficiency in tomato
著者 (1件):
資料名:
巻: 11  ページ: 1-9(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0029A  ISSN: 1881-6754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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草本植物はシデロホアを生合成し,根圏に分泌し,キレート化によって不溶性のFe(III)を可溶化し,Fe(III)-シデロホア複合体を取り込む。Pseudomonas fluorescensのような微生物中のFe(III)の活性取込みもまたシデロホアに基づく。しかしながらトマトを含む栄養植物はシデロホアを合成することができず,Fe(III)を直接取り込むことができない。Fe(III)-シデロホア複合体を補充したFe(II)欠損条件下でのトマトの成長は対照の成長と比較して向上する。しかし鉄吸収の機序はまだ解明されていない。2週齢の実生をP. fluorescensを接種した液体培地に移した。4日間の培養後,植物の鉄濃度は非共生実生の鉄濃度と比べて増加した。さらにFe(II)トランスポーターIRT1とNramp3の発現をqRT-PCRによって分析した。IRT1の発現は7日目まで誘導されなかったが,Nramp3の発現は4日間で誘導された。さらにFe(III)キレートレダクターゼ(FRO)活性は4日後の共生実生で高かった。これらの結果はFROによってキレート化されたFe(III)がFe(II)に還元され,Nramp3によって取り込まれたことを示唆している。トマトによるシデロホア媒介Fe(III)取り込みは鉄の取り込みを環境から増加させるための有用な戦略であると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物栄養  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (42件):
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