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J-GLOBAL ID:201802251088079598   整理番号:18A0324640

下部地殻中の硫黄同位体の特徴:グラニュライトの硫黄に富むスカポライトのSIMS研究【Powered by NICT】

Sulfur isotope signatures in the lower crust: A SIMS study on S-rich scapolite of granulites
著者 (10件):
資料名:
巻: 454  ページ: 54-66  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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スカポライトは深部地殻中の揮発性物質の重要な貯留層であり,マントル/地殻界面でのS同位体特徴へのユニークな洞察を提供した。in situ S同位体分析のための最初のスカポライト標準物質(ここでCB1と呼ばれる)を示した。この自形,Sに富むスカポライト巨晶の化学組成と同位体組成は,LA-ICP-MS,EPMA,SIMS,およびバルクふっ素化ガス源同位体比質量分析によって特性化した。CB1スカポライトは同位体的に均一なと著者らの結果は,結晶配向をその場S同位体SIMS分析に影響を及ぼさないことを示した。これはCB1をスカポライトのS同位体比(~36S/~32s,~34秒/~32sと~33秒/~32s)のin situ分析のための理想的な一次較正標準。手におけるこの標準物質を用いて,著者らは,下部地殻/上部マントルからのグラニュライト試料中のスカポライトに初めてS同位体のその場SIMS分析を適用した。分析した試料はオーストラリア南東部における古典的グラニュライト捕獲岩位置からの岩石,南東ガーナのDahomeyidesの高変成度縫合帯からの試料で構成されている。結果は,下部地殻のスカポライトは~ 0.5と(‰ VCDT)間のδ~34S値を持つことを示した。これらの値は,マントル岩石中に存在するS同位体の範囲に入っており,下部地殻への海水由来Sのリサイクルのための証拠を提供しなかった。スカポライトは火成集積岩のグラニュライト相変成作用,Sは前駆体火成硫化物から酸性化される中に形成されることを提案した。いくつか研究した試料の中の個々のスカポライト結晶粒間の硫黄同位体不均一性は火成S-相を不均一同位体組成,マントル由来融液から析出したを反映するかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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同位体地質学 

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