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J-GLOBAL ID:201802251113085915   整理番号:18A0126113

妊娠3,3′,4,4′,5-ペンタクロロビフェニル(PCB 126)曝露は胎児胎盤ユニットを破壊する:胎児甲状腺サイトカイン機能障害【Powered by NICT】

Gestational 3,3′,4,4′,5-pentachlorobiphenyl (PCB 126) exposure disrupts fetoplacental unit: Fetal thyroid-cytokines dysfunction
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巻: 192  ページ: 213-220  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ塩化ビフェニル(PCBs)への曝露はいくつかの内分泌障害に関連している。本研究は妊娠中の胎児胎盤系と胎児甲状腺サイトカイン軸上3,3′,4,4′,5-ペンタクロロビフェニル(PCB 126)の母体曝露の影響を検討した。妊娠アルビノラットを妊娠日(GD)1年から20年までのPCB-126(20または40μg/kgb.wt.)を強制経口投与により投与された。PCB-126の潜在的影響は,ヘマトキシリンとエオシン(H&E)染色による胎盤における組織病理学的変化に従い,胚日(ED)20での母体胎児甲状腺軸(ELISA),母体胎児体重,胎児発育マーカー(ELISA),及びサイトカイン(ELISA)を測定することにより評価した。両処理群の胎盤組織はGD20で迷路層とらせん動脈の充血,出血,変性とアポトーシスを示した。PCB-126の投与は,血清甲状腺刺激ホルモン(TSH)濃度を上昇させ,遊離チロキシン(FT4),遊離トリヨードチロニン(FT3)濃度を減少させ,母体胎児甲状腺機能低下症をもたらした。甲状腺機能低下症の存在は,胎児血清濃度形質転換成長因子-β(TGF β),レプチン(LEP),腫瘍壊死因子-α(TNF α),インターロイキン-1β(IL 1β)を増加し,ED20で両投与群における胎児血清インシュリン成長因子-I(IGF I),IGF-II,インシュリン,アディポネクチン(ADP),および成長ホルモン(GH)を減少させた。しかし,レジスチン(RETN)とインターフェロン-γ(IFN γ)の増加は低用量群では有意ではなかっおよび高用量群で高度に有意であった。同時に,母親と胎児の体重の減少は対照群に関して調べ日のPCB-126群で観察された。母体胎児胎盤ユニット歪んだPCB-126は胎児甲状腺サイトカイン軸と出生前発達を混乱させる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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婦人科・産科の基礎医学 

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