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J-GLOBAL ID：201802251121408846   整理番号：18A0422121

木星の雲の彩色:硫化水素アンモニウム(NH_4SH)の放射線分解【Powered by NICT】

Coloring Jupiter’s clouds: Radiolysis of ammonium hydrosulfide (NH₄SH)

著者 (3件)： Loeffler Mark J. (NASA Goddard Space Flight Center, Greenbelt, MD 20771, USA) ,  Loeffler Mark J. (Northern Arizona University, Department of Physics and Astronomy, Flagstaff, AZ 86011, USA) ,  Hudson Reggie L. (NASA Goddard Space Flight Center, Greenbelt, MD 20771, USA)
資料名： Icarus  (Icarus)
巻： 302  ページ： 418-425  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0552B  ISSN： 0019-1035  CODEN： ICEXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,水硫化アンモニウム,NH_4SH,木星の重要な対流圏雲成分であると予測された化合物と他の巨大惑星の~0.9MeV陽子照射により誘起された色とスペクトル反射率変化に関する著者らの最近の研究を提示した。紫外-可視分光法を用いて,氷試料中の反応生成物の観察と同定し,ディジタル写真は10 160での対応する色変化を記録するために使用した。著者らの実験は,試料の色は照射線量,照射温度にのみ依存しないことを明確に示した。さらに,120KでNH_4SHの照射,高照射線量は,試料を生じた緑色が出現することを示した我々の最近の研究とは異なり,低温研究は試料は,照射後,赤色になることを示した。しかし,HSTにより観測された全スペクトル範囲にわたるこれらの低温度スペクトルの比較から,色とスペクトルがGRSの色とスペクトルに類似しているにもかかわらず,第二成分がGRSのスペクトルと木星の雲の他の赤色領域に適切に適合する必要があるかもしれないことを示唆するのに十分な差であることを示した。にもかかわらず,放射線分解によるこの化合物の明確な変化と組み合わせた,木星と他の巨大ガス惑星の大気におけるNH_4SHの存在は,これらの物体の雲の紫外-可視スペクトルへの寄与が重要であることを示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 照射線量 ,  *発色 ,  変色 ,  *アンモニウムイオン ,  陽子照射 ,  反射率 ,  対流圏 ,  *木星 ,  *硫化水素 ,  反応生成物 ,  可視スペクトル ,  低温 ,  *放射線分解 ,  スペクトル
準シソーラス用語： 紫外可視分光法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 木星大気 ,  氷紫外-可視分光法 ,  地球物理学 ,  大気化学 ,  実験技術

分類 (1件)： 惑星  (DB04020E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 木星 ,  雲 ,  彩色 ,  硫化水素 ,  アンモニウム ,  放射線分解