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J-GLOBAL ID:201802251136717083   整理番号:18A0438511

炭素nanotube-鉄オキシドナノ複合材料による細菌不活性化:大腸菌変異株を用いた機構研究【Powered by NICT】

Bacterial inactivation by a carbon nanotube-iron oxide nanocomposite: a mechanistic study using E. coli mutants
著者 (6件):
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巻:号:ページ: 372-380  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2463A  ISSN: 2051-8161  CODEN: ESNNA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水性病原体は主要な健康脅威であると飲用水の安全な使用を保証するために除去する必要がある。この目的のために,単層カーボンナノチューブ(SWCNT)と酸化鉄からなる新しい炭素系ナノ材料は,細菌不活性化のために構築した。その磁気的性質のために,SWCNT鉄酸化物ナノ複合材料は再利用可能な抗菌剤として役立つ可能性がある。ナノ複合材料は,大腸菌に対して高い抗菌活性を示した。ナノ複合材料の成功した再利用は,塩化カルシウムと蒸留水で洗浄し,数回の連続サイクルのためのその性能を回復が達成された。ナノ複合材料の細胞毒性機構を調べるために,著者らはE.coliの単一遺伝子ノックアウト変異株に曝露した。外膜(ΔrfaCとΔrfaG)における短いリポ多糖類(LPS)層を有する変異体は野生型株と比べて増大した感度を示し,ナノ複合材料による除去を増進し例示した。この知見はLPSがナノ複合材料に対する保護膜として作用することを示唆した。特異的酸化ストレス防御機構(ΔsodA,ΔkatGとsoxS)が欠損した突然変異体の不活性化は,酸化ストレスがナノ複合材料の不活性化機構に重要な役割を果たしていることを強調した。本研究では,炭素系ナノ材料による細菌不活性化の機構に光を当てると水の消毒のためのそれらの潜在的実装を進めている。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分析機器  ,  炭素とその化合物 

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