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J-GLOBAL ID:201802251211041106   整理番号:18A0736166

気象庁全球黄砂予測モデルの更新について

著者 (2件):
資料名:
巻: 84  ページ: 109-128 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0395A  ISSN: 2758-1381  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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気象庁黄砂情報提供業務における黄砂予測情報の改善のため,平成26年11月と平成29年2月に黄砂予測モデルの更新を行った。平成26年から更新された黄砂予測モデルは,大気大循環モデルを気象庁・気象研究所統一全球モデル(MRI-AGCM3)とカップラーによって結合された全球エーロゾルモデル(MASINGAR mk-2)を基とし,土壌を起源とする黄砂の定量的な改良を行った。また,今後黄砂予測にエーロゾル光学的厚さによるデータ同化を導入するため,鉱物ダストと同様に放射に影響を与え視程を低下させる他の種類のエーロゾル粒子として海塩・硫酸塩・黒色炭素・有機炭素も新たに予測変数として導入した。平成29年の更新ではモデルの水平解像度を約1.125度から約0.375度に向上させた。黄砂予測モデルによる予測結果は気象官署による目視観測とともに,環境省大気汚染物質広域監視システムによる浮遊粒子状物質濃度とも比較検証を行い,更新による予測精度の向上が確認された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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気圏環境汚染 
引用文献 (69件):
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