抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的;甲状腺下動脈結紮術による甲状腺亜全摘術後の副甲状腺機能への影響を検討する。方法;著者の病院で診察を受けた90例の甲状腺亜全摘術を受けた患者を観察対象とし、すべての患者の入院時間は2014年4月から2016年4月までであった。選択された患者を無作為に観察群と対照群に分け、各群45例とした。観察群の患者は甲状腺下動脈分枝結紮を行い、対照群患者は甲状腺下動脈主幹結紮術を行った。両群患者の手術状況(手術時間、術中出血量、術後のドレナージ量、術後ドレナージ時間)と治療前後の血清PTH、血中カルシウムのレベルを観察し、最後に患者に対して追跡調査を行い、両群における合併症の発生率を比較した。結果;観察群患者の手術時間、術後ドレナージ時間はいずれも対照群より短く、観察群患者の術中出血量と術後のドレナージ量も対照群より少なく、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。治療前に、両群患者の血清PTHと血中カルシウムレベルには有意差が認められなかった(P>0.05)、治療後、観察群患者の血清PTHと血中カルシウムレベルはいずれも対照群より優れており、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。観察群の合併症患者は4例で、8.9%を占め、対照群の合併症患者は15例で、33.3%を占め、統計学的有意差が認められた(x2=8.0726;P<0.05)。結論;甲状腺亜全摘術後の甲状腺下動脈分枝結紮術の効果はより良く、手術時間と術後ドレナージ時間を短縮でき、患者の副甲状腺機能も良好な回復があり、合併症が少ない場合も少なく、治療の安全性と実行可能性が高く、臨床で普及する価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】