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J-GLOBAL ID:201802251250793892   整理番号:18A0489461

急性肺損傷における抗炎症治療のためのHMGB1誘導された組換RAGE拮抗薬ペプチドの生産と応用【Powered by NICT】

Production and application of HMGB1 derived recombinant RAGE-antagonist peptide for anti-inflammatory therapy in acute lung injury
著者 (6件):
資料名:
巻: 114  ページ: 275-284  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0673A  ISSN: 0928-0987  CODEN: EPSCED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性肺損傷(ALI)は敗血症,感染,虚血-再潅流によって引き起こされた炎症性肺疾患である。終末糖化産物(RAGE)シグナル伝達経路の受容体はALIにおいて重要な役割を果たす。本研究では,新規RAGEアンタゴニストペプチド(RAP)は,高移動度群ボックス1(HMGB1)のRAGE結合ドメインに基づくRAGEシグナル伝達経路の阻害剤として作製した。組換RAPはニッケル親和性クロマトグラフィーを用いて過剰発現させ,精製した。リポ多糖類またはHMGB1活性化RAW264.7マクロファージ細胞では,RAPは腫瘍壊死因子-α(TNF α)とインターロイキン-6(IL 6)のような炎症性サイトカインのレベルを減少させた。RAPは細胞表面のRAGEのレベルを減少させ,核因子-κB(NF κB)の核移行を阻害した。これらの結果は,RAPはRAGE仲介NF-κB活性化とそれに続く炎症反応を減少させることを示唆した。in vivo評価のために,RAPは気管内投与によるALIモデル動物の肺に送達された。その結果,RAGEはRAPの肺送達による肺組織においてダウンレギュレートされた。,TNF-α,IL-6およびIL-1βもbroncoalveolar洗浄液とRAP処理動物の肺組織で減少した。ヘマトキシリン・エオジン染色は,炎症がRAP処理動物で低下していることを示した。まとめると,これらの結果は,RAPはALIに対して有用な治療法であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 

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