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J-GLOBAL ID：201802251256182791   整理番号：18A0743493

定電位エッチングを用いたオーステナイト系ステンレス鋼の塑性ひずみ検出手法の現場計測適用性

著者 (3件)： 帆加利翔太 (東北大) ,  山本康平 (東北大) ,  渡邉豊 (東北大)
資料名： 保全学  (Maintenology)
巻： 16  号： 2  ページ： 75-81  発行年： 2017年07月10日 
JST資料番号： F1552A  ISSN： 1348-7795  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・原子力発電所の重要部品の地震に因る局所的な塑性歪等の検出を目的とし,オーステナイト系ステンレス鋼の塑性歪への定電位エッチングの適用性の検討。
・定電位エッチングを行うことで,溶解速度の結晶方位依存性により変形双晶を起点にエッチング痕が形成される原理,およびこれを利用した塑性歪検出・定量化の技術を説明。
・8%塑性予歪のSUS316L試験片について,携帯型プローブを用い実機計測の適用性を試験した以下の結果の報告。
・1)脱気の有無がエッチング結果に与える影響は見られず,良好なエッチング結果を得るには,試験溶液の温度を30~40°Cに保つことが必要。
・2)エッチング痕を転写したレプリカは,すべり線エッチング痕を正確に転写,レプリカ表面観察によるエッチング痕数密度の評価は可能。
・定電位エッチング手法を現場に適用する際の手順を提示。

シソーラス用語： 原子力発電所 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  震災 ,  損傷検出 ,  欠陥 ,  エッチング ,  予歪 ,  *塑性歪 ,  変形双晶 ,  依存性 ,  プローブ ,  携帯型 ,  適応性 ,  原子力安全 ,  *原子炉材料 ,  レプリカ ,  数密度
準シソーラス用語： ひずみ検出 ,  方位依存性

分類 (2件)： 原子炉の構成要素と原子炉材料一般  (MD04010I) ,  金属材料  (RA06044P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電位 ,  エッチング ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  塑性ひずみ ,  手法 ,  現場計測 ,  適用性