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J-GLOBAL ID：201802251319138282   整理番号：18A0229403

収穫時期,地域の違いがニンニクとショウガの無機元素量に及ぼす影響-無機元素分析による産地判別への応用-

Effects of the geographical and seasonal variation in amounts of inorganic elements of garlics and gingers: Application to the determination of the geographic origin by inorganic analysis

著者 (5件)： 吉田香 (同志社女大 生活科学) ,  池田佳菜 (同志社女大 生活科学) ,  岩崎祐佳 (同志社女大 生活科学) ,  片神美咲 (同志社女大 生活科学) ,  鴻野みさき (同志社女大 生活科学)
資料名： Trace Nutrients Research  (Trace Nutrients Research)
巻： 34  ページ： 18-23  発行年： 2017年12月15日 
JST資料番号： L7480A  ISSN： 1346-2334  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・収穫時期,産地の異なるニンニクとショウガの無機元素量を測定し,無機元素分析による産地判別法を検討。
・夏季と秋季に日本産11品,中国産12品のニンニク,ショウガを小売店で購入し,銅,亜鉛,マンガン,鉄,マグネシウム含量を原子吸光分析により測定。
・日本産のショウガは無機元素量の季節的変動が大きかったが,中国産ショウガと日本産および中国産ニンニクはともに無機元素量の季節的変動が無いことを確認。
・中国産ニンニクのCu,Mn,Fe,Ca,Mg濃度は日本産よりも有意に高値。
・原子吸光分析による無機元素量と線形判別分析により日本産,中国産ニンニクを判別することが可能。

シソーラス用語： *ニンニク ,  *ショウガ ,  鑑別 ,  地域差 ,  元素 ,  中華人民共和国 ,  日本 ,  銅 ,  亜鉛 ,  マンガン ,  鉄 ,  マグネシウム ,  原子吸光分析 ,  季節的変動 ,  判別分析 ,  食品成分 ,  食品分析
準シソーラス用語： 産地 ,  産地判別 ,  収穫時期 ,  線形判別分析 ,  *無機元素

分類 (1件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O)

引用文献 (17件)：

• 安井明美(2009)食品の産地判別技術の展望.食衛誌 50:191-197.
• 中下留美子,鈴木彌生子,一宮孝博,伊永隆史 (2009)生元素安定同位体比解析による養殖ウナギの産地判別の可能性.食科工誌56:495-497.
• Kelly S, Heatonb K, Hoogewerff J (2005) Tracing the geographical origin of food: The application of multi-element and multi-isotope analysis. Trends Food Sci Tech 16: 555-567.
• 石田悦基,中村健治,有山薫,川崎晃(2014)微量元素濃度及び重元素同位体比を利用する小麦の産地判別. 分析化学63:255-256.
• Furia E, Naccarato A, Sindona G, Stabile G, Tagarelli A (2011) Multielement fingerprinting as a tool in origin authentication of PGI food products: Tropea red onion. J Agric Food Chem 59: 8450- 8457.

タイトルに関連する用語 (8件)： 収穫時期 ,  地域 ,  ニンニク ,  ショウガ ,  無機元素 ,  分析 ,  産地判別 ,  応用