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J-GLOBAL ID:201802251354813379   整理番号:18A0146198

イソトシンの発現はメダカ脳における生殖腺アンドロゲンによるアップレギュレートされる雄特異的である【Powered by NICT】

Expression of isotocin is male-specifically up-regulated by gonadal androgen in the medaka brain
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号: 12  ページ: ROMBUNNO.12545  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0150A  ISSN: 0953-8194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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主に視床下部の視索上核および室ぼう核中で合成されたほ乳類神経ペプチド,オキシトシンは種々の生理・行動的過程,分娩と泌乳所属と向社会性の範囲を仲介する。げっ歯類における多くの研究はオキシトシン遺伝子(Oxt)の発現はエストロゲンにより刺激されるが,アンドロゲンは明らかな影響を及ぼさないことを示した。しかし,この知見は,全研究にわたり一致しないと,本研究は,Oxtの性ステロイド調節または他の動物におけるそのオルソログを検討されてこなかった。本研究では,硬骨魚類における,小細胞性視索核(哺乳類視索上核への相同)におけるメダカ(Oryzias latipes),イソトシン遺伝子()の発現,Oxtの硬骨魚オルトローグ,性腺アンドロゲンによりアップレギュレートされる雄特異的であることを示し,巨大細胞/巨大細胞性視索核(ほ乳動物室傍核に相同な)発現は両性における性ステロイドの依存しなかった。発現ニューロンのいずれも,アンドロゲン受容体を共発現するとは思われない,発現に及ぼすアンドロゲンの影響が間接的であることを示唆した。雄脳におけるキスペプチン遺伝子,kiss2の発現は生殖腺のアンドロゲンに依存し,それのアンドロゲン依存性発現はkiss2ニューロンにより媒介されるかもしれないという可能性を高めていることを見出した。著者らのデータは,アンドロゲンに応答して合成したイソトシンペプチドは軸索下垂体後葉に輸送され末梢的に作用することであることを示した。発現のレベルは男性よりも女性で高いことを考えると,アンドロゲンは両性に等しく重要であることをイソトシンの役割を確保するために発現雌を補償するために役立つ可能性がある。これらの結果は,げっ歯類で報告されたものと予想外には全く異なっている,Oxt/it発現における性ステロイドの調節的役割は進化時に分岐した,おそらくオキシトシン/イソトシンの役割の変化を伴うことを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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進化論一般  ,  遺伝子の構造と化学  ,  バイオアッセイ  ,  遺伝子発現  ,  その他の汚染原因物質 
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