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J-GLOBAL ID:201802251390817717   整理番号:18A0617923

免疫グロブリンG4関連大動脈りゅう患者におけるアップレギュレートされたインターロイキン(IL-6,IL-10,およびIL-13)【Powered by NICT】

Upregulated interleukins (IL-6, IL-10, and IL-13) in immunoglobulin G4-related aortic aneurysm patients
著者 (10件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 1248-1262  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3194A  ISSN: 0741-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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免疫グロブリン(Ig)G4関連大動脈瘤(IgG4 AAs)は,IgG4関連疾患(IgG4 RDs)の間で特別な大動脈瘤,影響された臓器と高い血清IgG4濃度の腫りゅう膨潤により特徴づけられる炎症性および線維性条件である。近年,IgG4-RD病因はTヘルパー2(Th2)と調節性T(T_reg)支配的なサイトカイン産生と関連していることが示された,インターロイキン(IL)- 4,IL-10,およびIL-13のような。IL-6はリンパ球と形質細胞成熟及びアテローム性動脈硬化症と動脈瘤開発に寄与する重要な炎症性サイトカインである。IgG4AA患者におけるサイトカインプロファイルを評価した血清学的及び組織病理学的。IgG4AAs(n=10),非IgG4関連炎症性腹部大動脈瘤(非IgG4AAA;n=0~5),アテローム性動脈硬化性AAA(aAAAs; n=10),拡張を伴わない正常大動脈(n=10)の患者は血清IL-10,IL-13およびIL-6レベルを調べた。切除大動脈組織を免疫組織化学とin situハイブリダイゼーションを用いた分化(CD)34(内皮細胞と間葉系細胞)とCD163(マクロファージ)発現のクラスターを評価した。血清IL-10レベルは非IgG4AAAとaAAA患者と正常大動脈患者よりもIgG4AA患者(中央値1.3pg/mL)でかなり高かった。標準値に比較して高い血清IL-13レベルは二IgG4AA患者で検出された他の群では見られなかった。IL-10とIL-13の免疫陽性細胞はIgG4AAsにおけるより頻繁で血清IgG4レベルと有意に相関していた。血清IL-6濃度(中央値78.5pg/mL)は,非IgG4AAAとaAAA患者よりもIgG4AA患者で有意に高かったと正常大動脈(P=.01,P=.001,P=.004)患者を制御する。血清IgG4レベルと外膜厚さと正相関したが,他のサイトカインはそうではなかった。外膜におけるIL-6免疫陽性細胞の数は正常であった大動脈(P=.001とP=.002)とaAAA患者または患者よりもIgG4AA患者(中央値17.8/高倍率視野)で有意に高かった。in situハイブリダイゼーションは,内皮,間葉系細胞,組織球IgG4AA外膜における頻繁なIL-6メッセンジャー(m)RNA発現を確認した。IgG4AAsの同じ細胞において,IL-6およびCD34mRNAまたはCD163mRNAの共発現が検出された。IgG4AA患者のサイトカインプロフィルは二つの特性:IgG4AAsにおける局所IL-10およびIL-13アップレギュレーションはTh2およびT_reg支配的なサイトカインバランス,他のIgG4RDと同様に関連していたを有し,外膜におけるIL-6のアップレギュレーションはIgG4AA患者における活性化免疫反応によって特性化した。IL-6合成,外膜における間葉系細胞とマクロファージの寄与を通して,IgG4AA病因あるいは進行,または両方に強く関与している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患  ,  免疫反応一般 

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