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J-GLOBAL ID:201802251413746526   整理番号:18A1686143

分解油の源と根源岩の岩石学を評価する指標としてのメチル化ナフタレン【JST・京大機械翻訳】

Methylated naphthalenes as indicators for evaluating the source and source rock lithology of degraded oils
著者 (3件):
資料名:
巻: 124  ページ: 46-62  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0862B  ISSN: 0146-6380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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油/凝縮物中のメチル化ナフタレンは,生物および熱分解に対して比較的抵抗性があり,ソース有機物および根源岩の岩石学を評価するための有用な化合物である。cadネン,アビエチン酸およびコレステロールが油および凝縮物中のメチル化ナフタレンの主要前駆体であると仮定して,これらの可能な前駆体に対する実験室の含水熱分解実験を行い,前駆体/生成物の関係を理解した。cadネンとアビエチン酸の熱分解における主要なジメチルナフタレン(DMNs)とトリメチルナフタレン(TMNs)は,1,2,5-TMNと1,6-および1,5-DMNsであったが,コレステロールの熱分解物のそれらは2,3,6-TMNと1,3-および1,7-DMNsであった。実験結果は,[1,5-+1,6-DMNs]/[1,3-+1,7-DMNs]のジメチルナフタレン比(DMR)と1,2,5-TMN/2,3,6-TMNのトリメチルナフタレン比(TMR)がソース有機物の潜在的指標となり得ることを示唆した。熱分解生成物中のTMNの相対存在量は,モンモリロナイト触媒の熟成レベルと存在または不在によって大きく制御された。全MN(ΣTMN/ΣMNs比)に対する全TMNの相対存在量は,根源岩における粘土触媒効果を評価するための新しい指標となり得る。より低いΣTMN/ΣMNs比は,石炭,炭酸塩,珪質岩のような粘土の乏しい根源岩に関係し,一方,より高いΣTMN/ΣMNs比は,浅い(粘土に富む)根源岩を示唆する。種々の油と凝縮物のDMR,TMR,ΣTMN/ΣMNs比は,それらの供給源有機物と根源岩の岩石学と非常に一致し,これらの指標が実質的に有用であることを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機地球化学 

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