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J-GLOBAL ID:201802251423076811   整理番号:18A1347121

神経ペプチドYは,スパイク波放電の抑制に関連する視床網状核ニューロン発火とネットワーク同期に影響する【JST・京大機械翻訳】

Neuropeptide Y affects thalamic reticular nucleus neuronal firing and network synchronization associated with suppression of spike-wave discharges
著者 (8件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1444-1454  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0368A  ISSN: 0013-9580  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:神経ペプチドY(NPY)は,無てんかん(GAERS)の遺伝的ラットモデルにおけるスパイク波放電(SWDs)を強く抑制するが,基礎となる神経生理学的機構は明らかではない。従って,これらのラットにおけるSWDsの発生において重要な役割を果たすことが知られている,皮質-視床皮質ネットワーク活性におけるニューロン発火に対するNPYのin vivo効果を決定することを試みた。【方法】NPYを脳室内(ICV)を投与し,または神経弛緩麻酔下で12~15週齢の雄性GAERSにおける三重バレル電極における多細胞イオン泳動を用いて尾側視床網核(NRT)のニューロン上で局所的に別々の実験を行った。薬物注入と脳波(EEG)モニタリングを,多細胞性単一ニューロン記録と同時に実施した。電気的に誘導されたSWD誘導閾値に及ぼすNPYの影響も測定した。結果:NPY投与ICVはEEG記録におけるSWDsの全長の減少をもたらした。NRTニューロンにおけるICV投与とNPYのイオントフォレシスは,NRTニューロンの発作間ニューロン発火の増加をもたらした。発作期の間,ICV NPY投与は,NRTと皮質EEGの間のフィールド電位の間の波形相関を減少させるだけでなく,SWDsあたりの視床活動電位の数を減少させた。NPY投与ICVは,発作期および発作期の間に,中継視床ニューロン間および皮質ニューロンの発火パターンを有意に変化させなかった。加えて,皮質のS2領域におけるSWD誘導閾値は,NPY投与後に有意に増加した。意義:著者らの結果は,NPYのICV投与後の皮質-視床-皮質局所およびネットワーク特性の変化を示し,GAERSにおけるSWD抑制の機構を示唆する。NPYの直接作用から生じるNRT活性の細胞とネットワークの変化はこの効果の一因となる可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

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