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J-GLOBAL ID：201802251457374828   整理番号：18A1339614

凝集およびオゾン処理が高度に利活用された水道原水中のバイオポリマーへ与える影響

Effect of coagulation and ozonation on biopolymers in highly utilized drinking water source

著者 (4件)： 村田直樹 (メタウォーター株式会社 事業戦略本部 R&Dセンター) ,  青木伸浩 (メタウォーター株式会社 事業戦略本部 R&Dセンター) ,  本山信行 (メタウォーター株式会社 事業戦略本部 R&Dセンター) ,  LI Fusheng (岐阜大学 流域圏科学研究センター)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 73  号： 7  ページ： III_323-III_328(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,凝集とオゾン処理が,膜ファウリングへの関与が指摘されている水道原水中のバイオポリマーの除去性に与える影響を,高度に利活用された淀川原水を用いて,両処理プロセスの導入位置を変更させた実験条件(凝集処理→オゾン処理→膜ろ過処理およびオゾン処理→凝集処理→膜ろ過処理)において検討した.その結果,凝集処理を先に行うことで,バイオポリマーの減少が確認され,続いてオゾン処理を行っても,バイオポリマーの増加をほとんど生じないことが確認された.バイオポリマーの除去とオゾン酸化に伴う微生物からの放出に対する抑制効果およびオゾン注入率の削減効果から考えると,凝集処理を先に行うことが有効であると示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： 上水道 ,  *浄水施設 ,  *浄水 ,  *生体高分子 ,  凝集 ,  凝集処理 ,  オゾン処理 ,  膜濾過 ,  オゾン分解 ,  原水 ,  河川 ,  工程 ,  屋内試験
準シソーラス用語： 浄水工程 ,  *膜ファウリング ,  淀川

著者キーワード (4件)： microfiltration ,  fouling ,  ceramic membrane ,  biopolymer

分類 (2件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  用水の化学的処理  (SC02040E)

引用文献 (16件)：

• 1) 厚生労働省:水道事業における高度浄水処理の導入実態及び導入検討に等に関する技術資料,2009.
• 2) J-M. LAine, C. Campos, I. Baudin, M-L. Janex : Understanding Membrane fouling: A Review of Over Decade of Research. Proceedings of Membrane Drinking and Industrial Water Production, pp. 351-361, 2002.
• 3) (公財)水道技術研究センター:膜ろ過施設導入ガイドライン 2015年12月, pp. 9, 2015.
• 4) 木村克輝,羽根康史,渡部義公:河川水UF膜ろ過における不可逆的膜ファウリングに及ぼす前凝集沈殿の影響,土木学会第58回年次学術講演会講演集,pp. 249-250, 2003.
• 5) 山村寛:浄水膜ファウリングの観察・主因・抑制, ニューメンブレンシンポジウム, 2013 テキスト, pp. S4-3-1~S4-3-11, 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 凝集 ,  オゾン ,  活用 ,  水道原水 ,  バイオポリマー