抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:胃癌組織における弾性線維(EF)及び上皮性カルシウム接着タンパク質(E-cad)の発現、病理形態学的特徴及び臨床TNM分類における意義を検討する。【方法】1990年3月から2015年3月まで,安徽医科大学の第一付属病院における胃腺癌の90症例を胃癌群として選択し,20症例を正常な胃組織標本(隣接5cm以上)から選択した。胃癌群と正常群におけるEFとE-cadの発現を,EVG染色とS-P免疫組織化学法によって検出し,EFとE-cadの発現と臨床病理学的パラメータの間の相関を分析した,そして,胃癌群のEFは正常群より高かった。【結果】胃癌群における間質性線維組織および平滑筋組織におけるEFの分布は,異なる程度で増加し,繊維は太く,色は深く,配列は乱れ,一部は団塊状であり,EFは病理組織のグレードに従って増加した(P<0.05)。TNM分類の増加とリンパ節転移の発生は,有意に増加した(P < 0.05) が,それらの間に有意差があった(P<0.05)。正常胃組織におけるE-cadの陽性発現率は胃癌組織より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。組織学的等級の増加とリンパ節転移の発生に伴い、E-cadの発現率は減少傾向を示し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。胃癌組織におけるEFとE-cadの発現は負の相関があった(P<0.05)。結論:EFは胃癌組織において高発現し、E-cadは胃癌組織において低発現し、EF、E-cadは胃癌のリンパ節転移及び腫瘍TNM分期と相関し、EF及びE-cadの測定は胃癌の生物学的行為及び患者予後の判断に重要な意義がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】