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J-GLOBAL ID：201802251523048457   整理番号：18A0786420

ヒトロサウイルス複製に対するイエバエMusca domesticaの応答:宿主の卵黄形成と免疫に対する影響【JST・京大機械翻訳】

Responses of the Housefly, Musca domestica, to the Hytrosavirus Replication: Impacts on Host’s Vitellogenesis and Immunity

著者 (7件)： Kariithi Henry M. (Biotechnology Research Institute, Kenya Agricultural and Livestock Research Organization) ,  Kariithi Henry M. (Insect Pest Control Laboratory, Joint FAO/IAEA Division of Nuclear Techniques in Food and Agriculture) ,  Yao Xu (Entomology and Nematology Department, University of Florida) ,  Yu Fahong (Interdisciplinary Centre for Biotechnology Research, University of Florida) ,  Teal Peter E. (Center for Medical, Agricultural and Veterinary Entomology, USDA, ARS) ,  Verhoeven Chelsea P. (Entomology and Nematology Department, University of Florida) ,  Boucias Drion G. (Entomology and Nematology Department, University of Florida)
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 8  ページ： 583  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Hytrosaviridaeファミリーメンバーは,成体の双翅類宿主の唾液腺(SG)で複製し,摂食中に唾液を介して非感染宿主に伝達される。類似の肉眼的症状(SG肥大;SGH)を誘導するにもかかわらず,ヒトロサウイルス(SGHV)は異なる病理学を有しており,tsetseハエにおける雌雄比のゆがみと感染したイエバエ雌の交尾に対する拒否が含まれている。未知の機構を介して,他の組織におけるSGHV複製により,イエバエにおける生殖能力が低下し,雌性雌における卵黄形成と不稔性の完全な停止が生じた。卵黄形成停止はホルモン力価のウイルス誘導性調節により引き起こされると仮定した。ここでは,RNA-Seqを用いて,健康およびウイルス感染イエバエにおける宿主遺伝子/経路のウイルス誘導調節を検討し,RT-qPCRにより調節遺伝子(n=23)の発現を検証した。著者らはまた,血リンパAMPのレベルと活性,内因性セスキテルペノイドのレベル,およびウイルス性雌における卵巣発達に及ぼす外因性ホルモンの影響を評価した。有意に調節された973のイエバエの単一遺伝子(Padj≦0.01,log2FC≦-2.0または≧2.0)のうち,446と527の遺伝子はそれぞれ下方制御され,上方制御された。最も下方制御された遺伝子は生殖(胚発生/卵形成)に関連していたが,上方制御された遺伝子のレパートリーは,非自己認識,ユビキチン-プロテアーゼ系,細胞骨格輸送,細胞増殖,発生および運動,およびsnRNAプロセシングに関連した遺伝子によって過剰発現された。全体として,ウイルス,Musca domesticaの唾液腺ヒトロサウイルス(MdSGHV)は,siRNAの種々の成分のアップレギュレーション,自然の抗菌性免疫,およびオートファジー経路を誘導した。MdSGHVは,M.domesticaのアラタ/コーパス(CA/CC)複合体において限定された形態形成を受けることを示した。CA/CCにおけるMdSGHV複製は,血リンパセスキテルペノイド濃度の有意な減少,交尾に対する拒否,およびウイルス性雌における卵発生の完全な停止を説明する可能性がある。特に,卵黄形成のホルモン救出は卵生産をもたらさなかった。MdSGHV誘導不稔性の基礎となる機構はまだ解明されていない。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 唾液腺 ,  生殖能力 ,  成体 ,  血リンパ ,  *ウイルス ,  *イエバエ ,  アップレギュレーション ,  胚発生 ,  細胞増殖 ,  卵巣 ,  ダウンレギュレーション ,  抗細菌作用 ,  ウイルス感染 ,  形態形成
準シソーラス用語： *卵黄形成 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ヒトロサウイルス科 ,  肥大 ,  セスキテルペノイド ,  卵黄形成 ,  コーパス/コーパス複合体 ,  免疫経路

分類 (4件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  増養殖の技術  (FH04020Y) ,  生物的防除  (FC05030B) ,  生殖器官  (EJ15020P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 複製 ,  イエバエ ,  Musca ,  応答 ,  宿主 ,  卵黄形成 ,  免疫