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J-GLOBAL ID:201802251547124016   整理番号:18A1588627

海洋のフェロマンガン酸化物 軽クロム同位体の潜在的に重要なシンク?【JST・京大機械翻訳】

Marine ferromanganese oxide: A potentially important sink of light chromium isotopes?
著者 (10件):
資料名:
巻: 495  ページ: 90-103  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海洋フェロマンガン酸化物は,有酸素海洋堆積物中に広く分布し,海水から誘導される金属元素の範囲に対するシンクである。クロム(Cr)同位体のシンクとしてのそれらの可能性はまだ研究されておらず,Cr同位体系の理解に重要な意味を持つ可能性がある。本研究では,現代の海洋Fe-Mn地殻のCr同位体データを初めて報告した。中央北太平洋海山からのFe-Mn地殻のδ~53Cr値は,-0.85~-0.15‰の範囲で,平均-0.42±0.34‰(2σ,n=11)であり,太平洋海水からの公表データ(平均0.79‰)よりも低い。これらの結果は,海水からFe-Mnクラストへの軽いCr同位体の優先的な除去を示し,同位体分別(△~53Cr=δ~53Cr_Fe-Mn地殻-δ~53Cr_海水)は-2.3から-0.7‰まで推定され,約-1.2‰で平均化された。このような顕著な負の同位体分別は,Fe-Mnクラストの析出の際のMn-酸化物相の表面上への有酸素水カラムにおける溶存Cr(VI)オキシアニオンの吸着によって達成される可能性があることを示唆した。しかし,著者らのモデリング結果は,Mn-酸化物堆積物の堆積が,地球規模の海水平均δ~53Cr値の上昇に重要な寄与をしていないことを意味している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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同位体地質学 
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