抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:低分割放射線治療による早期乳がんの乳房温存(乳房温存)手術後の患者の治療効果と安全性を評価する。方法:2010年2月から2011年1月までの海南省第三人民病院で治療した120例の早期乳がん乳房温存手術後の患者に対して展望性研究を行った。患者の希望により、それを通常の投与量(50.0 Gy、25回)と低分割(41.6 Gy、16回)の全乳放射線治療群に分け、各群60例、治療後5年間フォローアップした。2群の5年局所再発率,5年領域再発率,遠隔転移率,非乳がん特異的死亡率,放射線治療不良反応発生率,美容効果と生活質量を観察し,2群間の比較にχ2検定またはFisher確率法を用いた。美容効果を比較するのにMann-Whitney U検定を用い、SF-36の生活の質の採点を比較し、t検定を採用した。結果:患者の死亡率は14.2%(17/120)であった。実際に分析された患者は103例で、その中に、通常の投与量群は50例、低分割群は53例であった。通常の投与群と低分割群の患者の間には,有意差があった。5年局所再発率,5年領域再発率,遠隔転移率および非乳がん特異性死亡率には有意差はなかった[6.0%(3/50)対3.8%(2/53),P=1.000;2.0%(1/50)対3.8%(2/53),P=1.000,0(0/50)対1.9%(1/53),P=1.000]。また,2群間の美容効果(Z=-1.494,P=0.135)とSF-36の生活の質の各次元(身体健康,社会的機能,身体的役割,身体的疼痛,心理的健康,情緒的,精神的,健康的)のスコアを比較した。それらの間には,有意差がなかった(t=0.629,1.748,0.673,0.894,1.649,1.276,1.300,0.887,P>0.050)。低分割群における放射線療法の副作用は,従来の投与群[64.2%(34/53)対82.0%(41/50),χ2=4.141,P=0.042]より低かった。結論:通常の投与量と比較して、低分割放射線治療は早期乳癌の乳房温存手術後の患者の治療効果を向上させないが、放射線治療の副作用は比較的に低いため、より安全である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】