文献
J-GLOBAL ID:201802251707726509   整理番号:18A0974823

蛋白質キナーゼCαはp120-カテニンのFoxc2仲介抑制を介して乳癌細胞の移動を増強する【JST・京大機械翻訳】

Protein kinase C α enhances migration of breast cancer cells through FOXC2-mediated repression of p120-catenin
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 832  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
乳癌の診断と治療における最近の進歩にもかかわらず,転移は死亡の主な原因である。腫瘍細胞の移動は腫瘍細胞浸潤と転移の必要条件と考えられているので,腫瘍生物学におけるプレス目標はそれらの遊走活性を調節する因子を解明することである。蛋白質キナーゼCα(PKCα)は癌転移に関与するセリン-スレオニン蛋白質キナーゼであり,乳癌患者における予後不良と関連している。本研究では,乳癌細胞移動を促進するためにPKCαにより仲介されるシグナル伝達軸を定義することを試みた。Oncomine過剰発現分析を用いて,mRNAデータセットにおけるPRKCA(PKCα)とFOXC2発現を調べた。PRKCA,FOXC2およびCTNND1の熱マップをUC Santa Cruzプラットフォームから得た。生存データは,PROG遺伝子と利用可能なathttp:/www.compbio.iupui.edu/progeneによって得られた。EMTと接着結合のマーカーは,ウエスタンブロット法と定量的ポリメラーゼ連鎖反応によって評価した。移動と浸潤に及ぼすPKCαとFOXC2の影響を,それぞれトランスウェルマイグレーションと浸潤分析によってin vitroで評価した。E-カドヘリンとp120-カテニンの細胞局在を免疫蛍光染色により測定した。p120-カテニンのプロモーター活性を,以前に検証されたp120-カテニンレポーター構築物を用いた二重ルシフェラーゼアッセイにより測定した。FOXC2とp120-カテニンプロモーターの間の相互作用は,クロマチン免疫沈降分析によって確認された。著者らは,PKCα発現が内分泌抵抗性および三重陰性乳癌細胞株の両方の遊走および浸潤表現型を維持するために必要であることを決定した。Foxc2はPKCαの下流の転写レプレッサーとして作用し,p120-カテニン発現を抑制する。その結果,p120-カテニンの損失は,接着接合部におけるE-カドヘリンの不安定化をもたらす。PKCα又はFOXC2の阻害は,p120-カテニン発現をレスキューし,p120-カテニン及びE-カドヘリンの細胞膜への再局在を誘発するのに十分であり,腫瘍細胞移動及び浸潤の減少をもたらした。まとめると,これらの結果は,乳癌転移がp120-カテニンのPKCα/FOXC2依存性抑制を介して部分的に制御され,内分泌抵抗性および三重陰性乳癌の治療のために標的化されるPKCαシグナル伝達ネットワークの可能性を強調することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  酵素一般 
引用文献 (55件):

前のページに戻る