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J-GLOBAL ID：201802251773768699   整理番号：18A2052309

その限界を超えた半導体光電気化学概念の光触媒-拡張に関する物理化学的機構研究

Physicochemical Mechanistic Studies on Photocatalysis-Extension of Semiconductor Photoelectrochemistry Concept beyond Its Limitation

著者 (1件)： OHTANI Bunsho (Institute for Catalysis, Hokkaido University)
資料名： Electrochemistry (Web)  (Electrochemistry (Web))
巻： 86  号： 6  ページ： 273-280(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1358A  ISSN： 2186-2451  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半導体材料による不均一光触媒反応と光電気化学反応は1970年代以降の主導的な原理として解釈されているが,このバンド構造モデルは光触媒反応の熱力学のみを示し,バンド構造がバルクであるため光触媒材料の表面とサイズを反映せず,光触媒材料は同定されていない。しかし,このバンド構造モデルは,光触媒反応の熱力学のみを示し,速度論的情報は得られない。さらに,バンド構造がバルクであり,光触媒物質が同定されていないため,モデルは光触媒物質の表面およびサイズを反映していない。本レビューでは,バンド構造モデルを超える電子トラップの多電子移動速度論とエネルギー分解分布に関する物理化学的機構研究に関する著者らのグループによる研究を紹介した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *光触媒 ,  光電気化学反応 ,  触媒反応 ,  不均一系反応 ,  バンド構造 ,  電子捕獲 ,  *電子移動反応 ,  電子移動速度 ,  エネルギー分解能 ,  エネルギー分布 ,  酸化チタン ,  化合物半導体 ,  Schottky障壁 ,  酸素発生 ,  カソード還元
準シソーラス用語： 二酸化チタン ,  酸素発生反応 ,  電子トラップ ,  不均一触媒反応

著者キーワード (4件)： 不均一光触媒 ,  熱力学と動力学 ,  バンド構造モデル ,  酸化チタン(IV)

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

引用文献 (33件)：

• 1) A. Fujishima and K. Honda, Nature, 238, 37 (1972).
• 2) B. Ohtani, Chem. Lett., 37, 217 (2008).
• 3) B. Ohtani, Electrochemistry, 82, 414 (2014).
• 4) B. Ohtani, J. Photochem. Photobiol., C, 11, 157 (2010).
• 5) B. Ohtani, Phys. Chem. Chem. Phys., 16, 1788 (2014).

タイトルに関連する用語 (6件)： 限界 ,  光電気化学 ,  概念 ,  光触媒 ,  拡張 ,  研究