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J-GLOBAL ID：201802251846079830   整理番号：18A0759346

労働・レジャー関係の今日的局面

The Current Phase of Work-Leisure Dichotomy

著者 (1件)： 山田良治 (和歌山大 国際観光学研究セ)
資料名： 観光学(Web)  (Tourism Studies (Web))
巻： 18  ページ： 119-131 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月09日 
JST資料番号： U1107A  ISSN： 2185-2332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,労働-レジャー間の変化する関係について検討し,そのような変化はある意味での人間性の新たな発展を意味するが,別の意味での人間の疎外を意味することを検討した。人間の生活は,時間と物質の面で,労働とレジャーの2つのアクティブな要因から成り立っている。一般的に言えば,これらの要因は相互に影響を及ぼす二元対抗であり,その接続は全体として見られなければ無視される可能性がある。一方,それらの実質は物理的および精神的作用そのものの二元成分に類似している。一方,賃金労働と無報酬のボランティア活動は,社会的特性の点で大きく異なる。言い換えれば,レジャーの現在の意義は,労働-レジャーの二選択の文脈で認識されるべきである。資本主義経済の構造変化の下で,サービス産業とグローバル経済への変化によって特徴付けられるように,労働過程の性質と形態も劇的に変化した。簡単に言えば,「ホワイトカラー労働者」が過半数となり,「知識労働」が重要な役割を果たしている。この変化は,労働過程とレジャー活動における労働者の欲求の変化をもたらした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *労働 ,  *レジャー ,  水準 ,  人間性 ,  ボランティア ,  サービス業 ,  交替制度 ,  ホワイトカラーワーカー ,  疎外 ,  管理
準シソーラス用語： *今日的局面

分類 (1件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 労働 ,  レジャー