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J-GLOBAL ID：201802251943554374   整理番号：18A1204954

2006年と2010年の噴火前のMerapi火山における地盤変形解析のための圧力源とブロック運動の組合せ【JST・京大機械翻訳】

Combination of a pressure source and block movement for ground deformation analysis at Merapi volcano prior to the eruptions in 2006 and 2010

著者 (7件)： Aisyah Nurnaning (Sakurajima Volcano Research Center, Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kagoshima 891-1419, Japan) ,  Aisyah Nurnaning (Ministry of Energy and Mineral Resources, Geological Agency, Center for Volcanology and Geological Hazard Mitigation, Jln. Cendana No. 15, Yogyakarta, Indonesia) ,  Iguchi Masato (Sakurajima Volcano Research Center, Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kagoshima 891-1419, Japan) ,  Subandriyo (Ministry of Energy and Mineral Resources, Geological Agency, Center for Volcanology and Geological Hazard Mitigation, Jln. Cendana No. 15, Yogyakarta, Indonesia) ,  Budisantoso Agus (Ministry of Energy and Mineral Resources, Geological Agency, Center for Volcanology and Geological Hazard Mitigation, Jln. Cendana No. 15, Yogyakarta, Indonesia) ,  Hotta Kohei (Sakurajima Volcano Research Center, Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kagoshima 891-1419, Japan) ,  Sumarti Sri (Ministry of Energy and Mineral Resources, Geological Agency, Center for Volcanology and Geological Hazard Mitigation, Jln. Cendana No. 15, Yogyakarta, Indonesia)
資料名： Journal of Volcanology and Geothermal Research  (Journal of Volcanology and Geothermal Research)
巻： 357  ページ： 239-253  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0770B  ISSN： 0377-0273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インドネシア中央部のMerapi火山における2006年と2010年の噴火前の地盤変形を解析した。地上変形は,毎日の5つのベンチマークから山頂の近くに設置された12の反射器に対する傾斜距離を測定することによって,電子距離測定(EDM)によってモニターされた。斜面距離(CSD)の大きな変化が南東と南のベースラインで検出され,小さいCSDが2006年と2010年の噴火前段階の間に北と北西のベースラインで検出された。著者らは,有限要素法(FEM)を用いて,南と南東のベースラインに対するブロック運動モデルと,北と北西のベースラインに関するCSDsに対する球面圧力源モデルを適用した。ブロック運動の速度と圧力源の体積変化は2006年4月7日に増加し,4月26日に新しい溶岩ドームの出現まで一定速度で継続した。2010年の噴火の前に,ブロック運動は南向きになり,圧力源の体積増加は10月中旬に加速し,加速は2010年10月26日に最初のアウトバーストまで続いた。ブロック運動の時間的パターンと圧力源の体積の増加は,VTとMP地震の地震活動の増加と良く相関した。圧力源は山頂下2±0.5kmの深さで得られ,この位置はVT地震の地震帯に対応する。この地域の浅い部分におけるマグマ注入は,圧力源の体積の増加を引き起こし,山頂の地面の膨張は,地表の南向きまたは南向きの重力スリップを引き起こした。圧力源の体積増加は,2006年と2010年にそれぞれ9.7±1Mm~3と17.6±0.8Mm~3であった。体積増加は噴火の規模とタイプに関連する。2006年の噴出噴火は2の火山爆発指数(VEI)を有し,2010年の爆発噴火は4のVEIを持っていた。ブロック運動の方向と量は,西と東ドームの間の山頂付近の地形,熱水的に弱いゾーンと地下ギャップに強く関係している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： マグマ ,  有限要素法 ,  モデル ,  *地塊運動 ,  地表面 ,  距離測定 ,  地震活動 ,  溶岩円頂丘 ,  インドネシア共和国 ,  *噴火活動 ,  地震 ,  *火山 ,  重力 ,  山頂 ,  *メラピ火山

著者キーワード (5件)： Merapi火山 ,  ブロック運動 ,  有限要素法 ,  斜面距離の変化 ,  圧力源

分類 (2件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 噴火 ,  Merapi火山 ,  地盤変形 ,  解析 ,  圧力源 ,  ブロック運動 ,  組合せ