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J-GLOBAL ID:201802252086779361   整理番号:18A0183376

非遺伝的修飾Bombyx moriカイコが作った繭の繊維特性

Textile Properties for the Cocoons Fabricated by Non-Genetically Modified Bombyx mori Silkworms
著者 (3件):
資料名:
巻: 73  号: 11  ページ: 327-335(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0723A  ISSN: 2189-7654  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Bombyx moriカイコの自然の繭作りを,G<sub>0</sub>,F<sub>1</sub>,F<sub>1</sub>×G<sub>0</sub>およびF<sub>2</sub>を含む188品種の非遺伝的修飾Bombyx moriカイコの統計データに相対成長スケーリング法を適用して分析し,生糸の引張特性,繊度に及ぼす体サイズの影響の観点から考察した。戦略的に管理された系統育種は,カイコの好ましくない吐糸習慣を効果的に直し,より高い解舒を有するより長いフィラメントにより製造された繭を生産できた。生糸の繊度に対する正の体サイズ効果が確認された。しかし,生糸の引張強さは約4gf/dに集中し,カイコの体サイズとほとんど無関係であった。9月および/または10月に得られた繭の生糸は,6月と比較して僅かに低い破断引張伸びを示した。しかし,P <0.05の条件では有意差は認められなかった。クワの葉の消化よるカイコの金属化合物の過剰摂取が繭糸の引張特性に影響しにくいと考えられた。(翻訳著者抄録)
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