文献
J-GLOBAL ID:201802252098858459   整理番号:18A0396555

ポストコンディショニング:「Toll erating」腸間膜虚血-再潅流障害【Powered by NICT】

Postconditioning: “Toll-erating” mesenteric ischemia-reperfusion injury?
著者 (8件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 1004-1015  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0796B  ISSN: 0039-6060  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポストコンディショニングは,腸間膜動脈閉塞症後の腸の虚血再灌流障害を減少させるために適切な方法であることを証明するかもしれない。Toll様受容体4は虚血-再潅流後の臓器損傷の病態生理に関与しているので,本研究の目的は,Toll様受容体4の粘膜発現に対するポストコンディショニングの効果を調べることであった。雄Wistarラット(n=10/群)に3群:シャム手術,虚血-再潅流,およびポストコンディションを実施した群で60分間上腸間膜動脈閉塞症とそれに続く6時間の再潅流を行った。ポストコンディショニングは再潅流/再閉塞の10秒での6組の交互サイクルによって行った。血液と組織試料は,再潅流の終了時に採取した。粘膜カスパーゼ-3,抗酸化状態,及び蛋白質レベル高移動度群ボックス1とToll様受容体4の腸病理組織学的変化と免疫組織化学的発現を評価した。Toll様受容体4の免疫蛍光標識および共焦点顕微鏡分析を行った。インターロイキン-6と腫瘍壊死因子-α蛋白質の粘膜および血清レベルを測定した。ポストコンディションを実施した群で組織学的変化は,虚血-再潅流群と比較して腸絨毛における減少したカスパーゼ-3陽性,Toll様受容体4mRNA,および高移動度群ボックス1とToll様受容体4の少ない蛋白質発現と関連していた。さらに,インターロイキン-6と腫瘍壊死因子-αの腸粘膜と粘膜および血清蛋白質レベルの有意に改善された抗酸化状態はポストコンディションを実施した群で検出された。上腸間膜動脈の閉塞により生じた雄性Wistarラットにおける小腸虚血-再潅流傷害はポストコンディショニングの使用により改善され,より好ましい炎症反応,Toll様受容体4の減少した粘膜発現に起因すると思われるを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る