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J-GLOBAL ID：201802252128054358   整理番号：18A0404537

MC-ICP-MSによる高精度~41K/~39K測定はδ~41Kの陸面変動を示す【Powered by NICT】

High-precision ⁴¹K/³⁹K measurements by MC-ICP-MS indicate terrestrial variability of δ⁴¹K

著者 (7件)： Morgan Leah E. (U.S. Geological Survey, Denver Federal Center, MS 963, Denver, CO 80225, USA. [e-mail]) ,  Santiago Ramos Danielle P. ,  Davidheiser-Kroll Brett ,  Faithfull John ,  Lloyd Nicholas S. ,  Ellam Rob M. ,  Higgins John A.
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 33  号： 2  ページ： 175-186  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カリウムは大陸地殻の主要成分,海水で四番目に豊富な陽イオン,および生物学的過程において重要な要素である。最近まで,既存の解析法の難しさは,地球物質中のカリウム同位体の天然同位体変動性を同定するための我々の能力を妨げた。しかし,測定精度は大きく改善された,天然試料で示されている範囲K同位体組成。本研究では,高分解能,低温プラズママルチコレクタ質量分析を用いたK同位体比の高精度測定のための新しい技術を示した。はこの技術を適用した地質学的および生物学的試料の多様なグループにおける~39Kまで~41Kの比の自然変動を明らかにするために,ケイ酸塩,蒸発残留岩鉱物,海水,および植物と動物組織を含む。~41K/~39K比の全範囲は約2.6‰,0.17‰(2σ, N=108)の長期外部再現性であった。海水および海水蒸発残留岩鉱物は約0.6‰であり,結果最近の知見と一致によるケイ酸塩鉱物に比べて~41Kで濃縮した。平均バルクケイ酸塩地球値( 0.54‰)は,以前に公表された値と区別できないが,いくつかの高温試料の系統的δ~41K変動,特に流体の存在の証拠を見出した。生体試料のδ~41K値は,陸生哺乳類,植物と海洋生物の間の1.2‰の範囲にわたっている。KおよびK系地質年代学の原子量のための地上K同位体変動の意味を検討した。著者らの結果は,安定なK同位体の高精度測定,市販の質量分析計を用いて,地質学的および生物学的システム中のカリウムの化学へのユニークな洞察を提供できることを示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 質量分析 ,  同位体 ,  カリウム ,  地球 ,  カチオン ,  *海水 ,  ケイ酸塩 ,  同位体存在比 ,  蒸発残留岩 ,  珪酸塩鉱物 ,  生体試料 ,  地質学 ,  高分解能 ,  測定精度
準シソーラス用語： *高精度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H)

タイトルに関連する用語 (2件)： MC-ICP-MS ,  陸面