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J-GLOBAL ID：201802252142845833   整理番号：18A0400874

共存する横および縦磁場中のランダムIsing鎖のスピン動力学【Powered by NICT】

Spin dynamics of random Ising chain in coexisting transverse and longitudinal magnetic fields

著者 (4件)： Liu Zhong-Qiang (College of Physics and Engineering, Qufu Normal University, Qufu 273165, China) ,  Jiang Su-Rong (College of Physics and Engineering, Qufu Normal University, Qufu 273165, China) ,  Kong Xiang-Mu (College of Physics and Engineering, Qufu Normal University, Qufu 273165, China) ,  Xu Yu-Liang (College of Physics and Engineering, Qufu Normal University, Qufu 273165, China)
資料名： Physica A. Statistical Mechanics and Its Applications  (Physica A. Statistical Mechanics and Its Applications)
巻： 473  ページ： 536-545  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0322B  ISSN： 0378-4371  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共存する横および縦磁場中でのランダムIsingスピン鎖の動力学は再帰法によって研究した。スピン自己相関関数とそのスペクトル密度の両者を数値計算によって研究した。システムの動的挙動は,最近接スピン間のランダム交換結合と縦方向と横方向の場の比r L tの偏差σJに依存することが分かった:(i)R,L t=0では,σJが増加すると系は横磁場約歳差運動するN独立スピンからの二交差を受ける集団モード挙動へ,そしてセントラルピーク挙動した。(ii)r L t≠0では,システムは,集団モードとセントラルピークの共存挙動を示す可能性がある。σJが小さい場合(または十分大きい),R,Lが増加するにつれてシステムは共存挙動(または無秩序挙動)のクロスオーバを受けるセントラルピーク挙動した。(iii)増加σJは横方向と縦方向の磁場の影響を抑制する。(iv)共存する磁場中の量子ランダムIsing鎖は同時に不足減衰と臨界減衰特性を示す可能性がある。これらの結果は,外部磁場を変えることランダムIsing鎖の動力学を制御し,操作するかも知れないことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 外部磁場 ,  自己相関関数 ,  歳差運動 ,  *磁場 ,  数値計算 ,  スペクトル密度
準シソーラス用語： クロスオーバー ,  カオス的挙動 ,  集団モード ,  交換結合 ,  動的挙動 ,  スピン鎖 ,  *スピンダイナミクス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ランダムIsingスピン鎖 ,  スピン自己相関関数 ,  スペクトル密度

分類 (2件)： 格子理論  (BA08030M) ,  磁性理論  (BM06020X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 共存 ,  縦 ,  磁場 ,  スピン動力学