抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スマートフォンで代表されるモバイル機器ではカメラ付きが一般的になり,情報社会に貢献している。このスマートフォン搭載カメラの高い画質は用いられている光学系によるが,その主要部品の一つであるプラスチックレンズは射出成形によって製造される。小型で高い光学品質を有するレンズは,設計上は可能であるが,その具現化には高度の成形技術が求められる。本稿では,この要求に応える射出成形機について紹介した。これは株式会社ソディックが開発したもので,V-LINEと呼ばれる,プラスチックの可塑化部と射出部を分離した形態の装置である。その特徴,ウェルドライン対策と成形安定性の両立,偏心精度と直圧型締め,および3件の成形事例を示した。