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J-GLOBAL ID:201802252299289961   整理番号:18A0387534

養殖ティラピア下垂体細胞における成長ホルモン分泌のイリシン阻害【Powered by NICT】

Irisin inhibition of growth hormone secretion in cultured tilapia pituitary cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 439  ページ: 395-406  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0025B  ISSN: 0303-7207  CODEN: MCEND6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フィブロネクチンIII型ドメイン含有蛋白質5(FNDC5)遺伝子の産物,イリシンはエネルギー代謝の調節因子であることが十分に立証された。現在,非哺乳類種におけるその生物学的機能についてはあまり知られていない。本研究では,完全長ティラピアFDNC5をクローン化し,その組織発現パターンを確認した。得られた配列に基づいて,ティラピア肝細胞における脱共役蛋白質1(UCP1)遺伝子発現を誘導する組換えイリシンを生産し,精製した。さらに,ウサギポリクローナルイリシン抗血清を作製し,その特異性は抗血清前吸収により確認された。ティラピア下垂体細胞では,イリシンは成長ホルモン(GH)遺伝子発現と分泌を阻害し,Akt,Erk1/2,p38MAPKの速い燐酸化を誘導した。イリシン阻害GH mRNA発現はPI3K/Akt,MEK1/2およびp38MAPKを阻害することにより防止できた。明らかに,魚イリシンは複数のシグナル伝達経路を介してGH転写物発現を阻害する下垂体レベルで直接作用することができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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細胞生理一般 

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