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J-GLOBAL ID：201802252318002991   整理番号：18A2213255

沈み込みと衝突の3次元数値シミュレーションにおけるレオロジー近似の効果【JST・京大機械翻訳】

The effect of rheological approximations in 3-D numerical simulations of subduction and collision

著者 (3件)： Pusok Adina E. (Scripps Institution of Oceanography, UC San Diego, La Jolla, CA, USA) ,  Kaus Boris J.P. (Institute of Geosciences, Johannes Gutenberg University, Mainz, Germany) ,  Popov Anton A. (Institute of Geosciences, Johannes Gutenberg University, Mainz, Germany)
資料名： Tectonophysics  (Tectonophysics)
巻： 746  ページ： 296-311  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0691A  ISSN： 0040-1951  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沈み込みと衝突帯は,異なるレオロジー特性,異なる量の地域アイソスタシー補償,および力が収束プレートに適用される異なるメカニズムにより,互いに異なって進化する。マントルとリソスフェアのレオロジーは,沈み込みと大陸衝突の動力学に最大の影響を持つことが知られている。しかし,沈み込み/衝突過程の以前の3D地球力学モデルは,種々のレオロジー近似を用いており,これらの結果を動力学に関するこれらの近似の程度に関する明確な理解がないため,比較することは困難である。ここでは,沈み込みと衝突の動力学がスラブ-プル(すなわち,自由沈み込み)により完全に駆動される幾何学的に単純化された3Dモデルにおけるレオロジー近似の効果を試験した。結果は,拡散と転位の両方のクリープを考慮した線形粘性(LV)から温度依存粘塑性(VEP)レオロジーへのレオロジー則に依存する広範囲の挙動を示した。レオロジー近似はスラブの形態,トレンチの移動速度,上部プレートの地形に強い影響を及ぼし,スラブの力学は端成分モデル間で劇的に変化し,LV近似ではスラブは破壊しないが,その代わりに遷移ゾーンでは座屈することを見出した。力学は低歪速度と拡散応力に支配され,上部プレートの振幅を均質化する材料の横方向押出によって制御され,非線形VEPレオロジーによるシミュレーションでは,背弧盆地の開口は非線形VEPレオロジーのシミュレーションでのみ観測される。レオロジーが多重離散層で近似されると,動力学は非線形VEPの場合にも似ている。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： マントル ,  力学モデル ,  *レオロジー ,  歪速度 ,  線形性 ,  リソスフェア ,  簡素化 ,  *サブダクション ,  均質化 ,  粘性 ,  *三次元 ,  *近似法 ,  温度依存性 ,  クリープ
準シソーラス用語： *数値シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 3D数値シミュレーション ,  レオロジー近似 ,  沈み込みと衝突の動力学 ,  スラブ動力学 ,  スラブ破断

分類 (2件)： 構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C) ,  プレートテクトニクス  (DE04020N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 沈み込み ,  衝突 ,  3次元 ,  数値シミュレーション ,  レオロジー ,  近似