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J-GLOBAL ID:201802252329675815   整理番号:18A1116458

長野県大町市,大峰帯中部地域の下部更新統の層序と大規模火砕流堆積物の再堆積性砕屑物

Stratigraphy of the lower-Pleistocene strata and reworking clastic material supplied from large-scale pyroclastic flow deposit in central Omine Belt, Omachi City, Nagano Prefecture, central Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 47  ページ: 9-24  発行年: 2018年03月30日 
JST資料番号: S0585A  ISSN: 0583-063X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大峰帯は北部フォッサマグナの西縁部に位置している。大峰帯の西側限界は,糸魚川-静岡構造線であり,東部限界は小谷-中山断層である。大峰帯中部地域において,大峰層群は,下部から上部の層序で6つの火山砕屑層,丹生子層,曽根原層,鷹狩山凝灰岩部層I,鷹狩山凝灰岩部層II,霊松寺凝灰岩部層および大峰層間に挟在している。鷹狩山凝灰岩部層I(1.76Ma)と鷹狩山凝灰岩部層II(1.75Ma)の堆積後に,削剥と再堆積システムが出現した。このシステムは,これらの火砕流堆積物の凝固度の影響を受けている。丹生川火砕流堆積物(鷹狩山凝灰岩部層I)は,主に溶結凝灰岩から構成されており,恵比寿峠火砕流堆積物(鷹狩山凝灰岩部層II)は,非溶結凝灰岩で構成されている。恵比寿峠火砕流堆積物から得られた砕屑性物質は,鷹狩山山凝灰岩部層IIのごく上部レベルにしか発見されていない。一方,丹生川火砕流堆積物から得られた砕屑性物質は,鷹狩山凝灰岩I及びIIの上部地層の多くの層準において発見されている。この事から,その溶結特性と削剥困難性のために,丹生川火砕流堆積物に対する再堆積システムは,長期間継続したと推定される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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堆積環境,層相 

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