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J-GLOBAL ID:201802252333092357   整理番号:18A1244068

Fasciola giganticaに感染したスイギュウのTLRおよびNLRシグナル伝達経路に関与する遺伝子の発現プロファイル【JST・京大機械翻訳】

Expression profiles of genes involved in TLRs and NLRs signaling pathways of water buffaloes infected with Fasciola gigantica
著者 (10件):
資料名:
巻: 94  ページ: 18-26  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0850A  ISSN: 0161-5890  CODEN: IMCHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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反芻動物とヒトのFasciola giganticaによる感染は,その経済的影響と公衆衛生の重要性のために注目を集めている。しかし,F.gigantica感染時の自然免疫応答についてはほとんど知られていない。ここでは,500F. gigantica metacercariaeに感染したスイギュウにおけるToll様受容体(TLR)およびNOD様受容体(NLRs)シグナル伝達経路に関与する遺伝子の発現プロファイルを検討した。血清,肝臓および末梢血単核細胞(PBMC)試料を,感染後3,10,28および70日目に感染および対照の水牛から採取した。次に,血清サンプルにおける12のサイトカインのレベルを,ELISAによって評価した。また,肝臓およびPBMCにおけるTLRおよびNLRsシグナル伝達に関連する42遺伝子の発現レベルを,カスタムRT2プロファイルPCRアレイを用いて測定した。3dpiでは,TLR4とTLR8およびアダプター蛋白質(TICAM1)の中程度の活性化が検出された。10dpiにおいて,NF-κB1およびインターフェロン調節因子シグナル伝達経路は,肝臓におけるTLR1,TLR2,TLR6,TLR10,TRAF6,IRF3,TBK1,CASP1,CD80およびIFNA1の活性化,およびPBMCにおける活性化TLR4,TLR9,TICAM1,NF-κB1,NLRP3,CD86,IL-1B,IL-6およびIL-8による炎症反応とともに上方制御された。28dpiにおいて,肝臓およびPBMCにおけるNLRP1およびNLRP3の炎症誘発性免疫応答の誘導と共に,サイトカインのレベルの増加があった。70dpiにおいて,F.giganticaはTLRとNLRsを活性化し,それらの下流相互作用分子を活性化した。TLR7/9シグナル伝達の活性化(おそらくB細胞の成熟と活性化の増加による)とNLRP3遺伝子のアップレギュレーションも検出された。これらの知見は,F.giganticaが宿主免疫防御を回避するためにTLRとNLRs遺伝子の発現を変えることを示す。これらの遺伝子と相互作用する下流エフェクタの役割の解明は,F.gigantica感染によって引き起こされる疾患を制御するための新しい介入の開発を助ける可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  感染免疫  ,  細胞生理一般  ,  免疫反応一般 

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