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J-GLOBAL ID：201802252334122787   整理番号：18A0012974

初代海馬神経細胞におけるプロフェノホスの個別同位体によって誘導されたエナンチオ選択的アポトーシスと酸化損傷

Enantioselective apoptosis and oxidative damage induced by individual isomers of profenofos in primary hippocampal neurons

著者 (5件)： LU Xian T. (Hangzhou Dianzi Univ., Hangzhou, CHN) ,  MA Yun (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Hang J. (Hangzhou Normal Univ., Hangzhou, CHN) ,  JIN Mei Q. (Hangzhou Dianzi Univ., Hangzhou, CHN) ,  TANG Jun H. (Hangzhou Dianzi Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part B. Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes  (Journal of Environmental Science and Health. Part B. Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes)
巻： 52  号： 7-9  ページ： 505-515  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： D0947A  ISSN： 0360-1234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラル農薬(殺虫剤)はその殺虫作用が高いことから広く利用されるようになり,一方で多くの研究から含有される各エナンチオマは急性毒性,コリンエステラーゼ阻害,細胞毒性などの強度が異なるとされる。有機リン系殺虫剤プロフェノホス(PFF)は,(+)-PFFと(-)-PFFの2つのエナンチオマを有し,本報ではこれらの神経毒性を評価する目的で,海馬神経細胞に異なる濃度で(1.0~20mg)曝露した。その結果,(+)-PFFに比べて(-)-PFFは高い毒性を示した。また酸化ストレスへの応答機能を示すスーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ活性低下や細胞での活性酸素,マロンジアルデヒド蓄積が,用量依存的に見られ,これも(-)-PFFの方が有意に影響が大きかった。

シソーラス用語： 有機リン系殺虫剤 ,  *チオール ,  *エナンチオマ ,  光学異性 ,  化合物 ,  *ニューロン ,  *海馬 ,  細胞毒性 ,  急性毒性 ,  神経毒性 ,  *アポトーシス ,  *酸化ストレス ,  活性酸素 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  カタラーゼ ,  酵素阻害 ,  依存性 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族臭素化合物 ,  無機酸エステル ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： キラル化合物 ,  *海馬ニューロン ,  *酸化損傷 ,  用量依存性

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (2件)： プロフェノホス ,  マロンジアルデヒド

タイトルに関連する用語 (7件)： 海馬 ,  神経細胞 ,  プロフェノホス ,  同位体 ,  誘導 ,  アポトーシス ,  酸化損傷