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J-GLOBAL ID:201802252491087716   整理番号:18A0465448

DNAH5の欠如または誤った局在化は鼻ポリープにおける運動性繊毛異常の特性マーカーである【Powered by NICT】

Absence or mislocalization of DNAH5 is a characteristic marker for motile ciliary abnormality in nasal polyps
著者 (20件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: E97-E104  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0766D  ISSN: 0023-852X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】運動性繊毛機能障害は慢性的に炎症を起こした気道患者における一般的な状態である,鼻ポリープ(NP)で見られた。本病態の根底にある機構は複雑であり,十分解明されていない。【方法】著者らは,健康な対照のNP(n=120)と下鼻甲介粘膜(n=35)からのパラフィン包埋鼻生検における免疫蛍光染色を用いて運動性繊毛におけるダイニン軸糸重鎖5(DNAH5)の存在と局在を調べた。サイトスピン試料(NP=5,対照=5)上の単一細胞染色を行った。DNAH5局在の三パターンを定義し,パターンA(軸糸を通して存在),パターンB(軸糸の遠位部では検出),パターンC(全軸糸を通して失われた完全に)を含む。0=(パターンA>70%)半定量的スコアリングシステムを開発した;1=(パターンA+B>70%);各高倍率視野2=(パターンC≧30%)(試料当たり5分野)。DNAH5スコアリングシステムに及ぼす【結果】ベースの中央値(一番目と三番目の四分位)スコアは,対照からの試料,パラフィン試料(P<0.001)におけるNP試料で1.1(0.6および1.6)0.3(0.2および0.4)であった。DNAH5スコアはLund-Mackay計算機トモグラフィースコア(r=0.329, P=0.005)と有意な正の相関を持ち,好酸球性NP(P=0.006)患者で高かった。サイトスピン試料では,A,B,Cの平均百分率は,NPで対照の74%,14%,12%,48%,20%,および32%であった。【結論】著者らの結果は,運動性繊毛からDNAH5の非存在または誤った局在化は慢性的に炎症を起こした気道上皮における一般的で潜在的に重要な病理学的現象であることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患  ,  吸収系一般  ,  呼吸器の疾患 

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