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J-GLOBAL ID:201802252493345184   整理番号:18A0412551

Spirogyra varians(緑色植物門,ホシミドロ目)における光運動の細胞性機構の2経路の制御

Two-Track Control of Cellular Machinery for Photomovement in Spirogyra varians (Streptophyta, Zygnematales)
著者 (2件):
資料名:
巻: 58  号: 10  ページ: 1812-1822 (WEB ONLY)  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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鞭毛が欠けている植物および淡水藻類は,光合成効率を最適化する種々の光運動を進化させた。Spirogyra variansのフィラメントは複雑な揺れおよび波打つ運動を示し,それらの光曝露を調節するのを可能にする小型のマットを形成する。単色光下で種々の光受容体および細胞骨格抑制剤を用い,フィラメントフラグメント(1~10細胞)の光運動を分析した。運動の種々の形態を赤色および青色光下で観察した。フィラメントは青色光下で正の屈光性を示した。赤色光下でフィラメントは波打つ形に曲がったが,遠赤色光への短時間の曝露によって迅速に伸びたことから,この運動におけるフィトクロームの関与が示唆された。赤色光応答のための機械的エフェクタは微小管であり,運動は微小管抑制剤オリザリンによって効果的に阻害された。青色光運動は,サイトカラシンDあるいはオリザリンの単一処理によって部分的に阻害されたが,両化学物質を一緒に使用すると完全に妨害された。フォトトロピンシグナリング抑制剤のワートマニンおよびLY294002は,青色光運動を可逆的に阻害した。カフェイン処理は青色光運動を可逆的に妨げたが,赤色光運動はカルシウム抑制剤によって影響されなかった。著者らの結果から,S.variansの複雑な光運動は,フィトクロームおよびフォトトロピン様受容体の組合せによって合図される微小管およびミクロフィラメントの2経路の制御の結果であることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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植物生理学一般 
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