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J-GLOBAL ID：201802252533308656   整理番号：18A1390858

環境に優しいイオン液体阻害剤を用いた酸性溶液中の軟鋼腐食の制御:アルキル鎖の影響【JST・京大機械翻訳】

Controlling of mild-steel corrosion in acidic solution using environmentally friendly ionic liquid inhibitors: Effect of alkyl chain

著者 (4件)： Azeez Fadhel A. (Chemical Engineering Department, College of Engineering and Petroleum, Kuwait University, P.O. Box 5969, Safat 13060, Kuwait) ,  Al-Rashed Osama A. (Chemical Engineering Department, College of Engineering and Petroleum, Kuwait University, P.O. Box 5969, Safat 13060, Kuwait) ,  Nazeer Ahmed Abdel (Chemical Engineering Department, College of Engineering and Petroleum, Kuwait University, P.O. Box 5969, Safat 13060, Kuwait) ,  Nazeer Ahmed Abdel (Electrochemistry and Corrosion Lab., National Research Centre, Dokki, Cairo 12622, Egypt)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 265  ページ： 654-663  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,3つの環境に優しいイオン液体(ILs),すなわち,ヨウ化1-メチル-3-プロピルイミダゾリウム(MPIMI),ヨウ化1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム(BmImI)およびヨウ化1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウム(HMImI)を,1M HCl溶液中での軟鋼腐食抑制のための抑制剤として調べた。PDP,EFMおよびEIS技術を用いて,金属表面に及ぼす抑制作用を研究した。PDP研究は,これらのILがLangmuir吸着等温式に従う鋼表面へのそれらの吸着により混合型抑制剤として作用することを明らかにした。Gibbs自由エネルギーに対して得られた負の値はこれらの阻害剤の自発的物理吸着を支持した。阻害効率における顕著な上昇は,HMImI,BmImI及びMPIMIに対して,それぞれ93.1%,87.8%及び80.4%の最大阻害を伴うIL濃度の増加により達成された。電気化学的結果を確認するために,軟鋼の表面形態をAFM,SEM,およびFT-IR分析を用いて調べた。結果は,阻害機構に及ぼすIL中に存在するアルキル鎖長とヨウ化物アニオンの重要性を確認した。異なる電気化学的および画像化技術から得られた結果は互いに支持し,これらの環境に優しい化合物がいくつかの工業的応用に重要であることを強く示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アニオン ,  *鋼 ,  塩酸 ,  *腐食 ,  電気化学 ,  物理吸着 ,  ヨウ化物 ,  ヨウ素化 ,  *軟鋼 ,  腐食抑制作用 ,  抑制剤 ,  *アルキル基 ,  *イオン液体
準シソーラス用語： Langmuir吸着等温式 ,  *阻害剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 軟鋼 ,  イオン液体 ,  腐食抑制 ,  HCl ,  EIS ,  SEM/AFM

分類 (1件)： 防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境 ,  イオン液体 ,  阻害剤 ,  酸性溶液 ,  軟鋼 ,  腐食 ,  アルキル鎖