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J-GLOBAL ID：201802252550314947   整理番号：18A1612288

東北沖地震前後の高密度GPSネットワークにより観測された新潟-神戸構造帯の中部新潟地域における地殻変形過程【JST・京大機械翻訳】

Crustal Deformation Process in the Mid-Niigata Region of the Niigata-Kobe Tectonic Zone as Observed by Dense GPS Network Before, During, and After the Tohoku-Oki Earthquake

著者 (4件)： Meneses-Gutierrez A. (Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Sagiya T. (Disaster Mitigation Research Center, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Sagiya T. (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Sekine S. (Association for Development of Earthquake Prediction, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 123  号： 7  ページ： 6072-6085  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,2011年Mw9.0 Tohoku-oki地震の地震前,地震時および地震後の期間におけるMid-新潟の応答を,高密度の地球測位システムネットワークに基づく歪分布を解析することによって評価した。その波長による共地震E-W歪の分解は,局所的弾性伸張を示し,一方,40~60km幅の狭い領域内の短波長成分における持続的局所収縮は,イベントの前後で顕著であり,非弾性過程の持続性を意味した。局所化変形の振幅と水平位置の差は,地震の前後に異なるセンスで作用する地殻の弾性不均一性が,同様にMid-新潟の変形に影響を及ぼすことを示唆している。変形源としての地震断層滑りと弱い弾性帯を考慮して,地震前と地震後の期間における局所変形をモデル化した。著者らの運動学的モデルは,弱い弾性層と基盤岩の間の垂直デカップリングを示唆し,地震前と地震後の歪速度パターンが,Mid-新潟の地殻の浅い部分の直接効果を表すことを意味する。モデルパラメータはよく制約されていないが,断層が下部地殻と上部地殻の一部を切断し,断層の上に位置する40~60km幅の異常に弱いゾーンがデータを説明することを見出した。著者らの単純なモデルは,非弾性および弾性源の両方が,北部の新潟-神戸のテクトン帯におけるMid-新潟地域の変形メカニズムにおいて不可欠であることを示している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *地震 ,  弾性 ,  *新潟県 ,  歪速度 ,  延伸 ,  波長 ,  歪分布 ,  *ネットワーク ,  *地殻変動 ,  不均一性 ,  *地殻 ,  モデリング ,  *GPS
準シソーラス用語： *GPS【位置決め】 ,  下部地殻 ,  *2011年東北地方太平洋沖地震 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 地殻変形 ,  GPS ,  新潟-神戸構造帯 ,  中部新潟

分類 (2件)： 測地学  (DC02000X) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (10件)： 東北沖地震 ,  高密度 ,  GPSネットワーク ,  観測 ,  新潟 ,  神戸 ,  構造帯 ,  地域 ,  地殻変形 ,  過程