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J-GLOBAL ID:201802252591452819   整理番号:18A1236968

密集混作によってトウジンキビからの揚水による給水はイネの乾燥ストレスを緩和して生産性を改善できる

Water supply from pearl millet by hydraulic lift can mitigate drought stress and improve productivity of rice by the close mixed planting
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 8-15 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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著者らは,根系の密集したもつれをもたらす異なった2種類の作物種を混作した実生を用いる,密集混作法を提案した。特に,乾燥適応性畑作物(例えば,トウジンキビまたはモロコシ)と湛水適応性低地作物であるイネの組合せは乾燥と湛水の条件を克服し,作物の不作リスクを抑えるために有益である。著者らの以前の研究では,湛水ストレスによる畑作物の収量の低下は,イネの根から水の多い根圏へ放出された酸素ガスのために,混作したイネによって軽減されることを見出した。本研究では,乾燥抵抗性穀類であるトウジンキビの混作が,乾燥条件下では同時に栽培した乾燥感受性作物であるイネの性能を改善するかどうかを評価するための2種類の実験を行った。圃場試験では,乾燥条件でトウジンキビと混作したイネでは幾分の穀粒を得た。しかし,イネは単作系では成熟しなかった。重水素分析を行なうモデル実験では,トウジンキビの根によって吸収された土壌の深層からの水がイネによって利用されたことが確認され,混作したイネは乾燥ストレスに耐え,揚水により土壌の上層に放出された水によって穀粒が完全に登熟することが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  稲作  ,  畑作物一般  ,  植物生理学一般 

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