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J-GLOBAL ID:201802252610864364   整理番号:18A0156263

青化法における金の電気化学的溶解に及ぼす黄鉄鉱粒子径の影響【Powered by NICT】

The effect of pyrite particle size on the electrochemical dissolution of gold during cyanidation
著者 (3件):
資料名:
巻: 175  ページ: 367-375  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0931B  ISSN: 0304-386X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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黄鉄鉱は難処理金鉱石中の金を持つ最も一般的な硫化鉱物と考えられている。これらの鉱石では,黄鉄鉱を,種々の粒径で見出すことができる。浮選プロセスに続いて,浮選尾鉱はかなりの量の黄鉄鉱を含む可能性があることを金抽出のためのシアン化回路に送られる。これまで,金溶解に及ぼす黄鉄鉱の効果は正あるいは公開された文献で陰性であることが報告されている。この本研究では,充填層浸出反応器(PBLR)中の金溶解に及ぼす粒径と量黄鉄鉱の影響を検討した。金溶解に及ぼす黄鉄鉱粒径の関数としての電気化学的特性を試験した。黄鉄鉱(4g)は,特に微粒子の存在下での金溶解に正のガルバニック効果を持つことが分かった, 106μm(すなわち,黄鉄鉱の存在無しで54%Au対 53μm黄鉄鉱と95%)であった。一方,粒子サイズはμmより粗い場合金の溶解は急激な減少を示した。最高の金抽出,98%,が達成された金粒子は 106μm黄鉄鉱粒子と接触している。黄鉄鉱量を2倍にした場合( 106μmの8g),金の溶解は金の部分的不動態化に起因する35%に減少した。黄鉄鉱量は半分(2g 106μm)による減少したならば,パイライトを含有しない場合と比較して金の溶解は30%増加した。金の活性化と不動態化に考慮したシナリオ。例えば,金は黄鉄鉱層内と隣接石英層内で等しく分割し,分散させた場合,金の溶解は約35%であることを見出し,黄鉄鉱から放出された種の負の影響を示唆した。サイクリックボルタンメトリーと動電位分極の知見は,シアン化物浸出結果と一致している。黄鉄鉱の存在下で開回路電位のシフトが観察された浸出速度論の支援である。SEM-EDS結果は,粗粒子の存在下での金の溶解の減少を確認した。これらの知見は,黄鉄鉱粒径とその量は金溶解に及ぼす顕著な影響を持つことを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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鉱石浸出法 

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