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J-GLOBAL ID:201802252697832851   整理番号:18A1617715

カルノシン酸はNrf2/ARE活性化とNF-κB経路の阻害により糖尿病性腎症を改善する【JST・京大機械翻訳】

Carnosic acid improves diabetic nephropathy by activating Nrf2/ARE and inhibition of NF-κB pathway
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  ページ: 161-173  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病性腎症(DN)は,糖尿病の最も重篤な合併症の1つであり,末期腎疾患の罹患率と死亡率の主要な原因である。著者らの以前の研究はカルノシン酸(CA)またはローズマリー抽出物がSREBPを阻害することによりグルコースおよび脂質代謝障害を効果的に改善できることを見出した。本研究では,DNに対するCAの治療効果を調査することを目的とした。マウス糸球体メサンギウム細胞(MGMCs)を用いて,高グルコース(HG)条件下でのCAの抗酸化および抗炎症効果を評価した。さらに,db/dbマウスとストレプトゾトシン(STZ)誘導糖尿病マウスを用いて,in vivoでのDNに対するCAの効果を調べた。結果は,CA活性化Nrf2が,HG条件下でMGMCにおけるNF-κB経路を阻害し,関連した下流遺伝子を制御することを示した。CAによるマウスの14週間の処置は,水取り込みと尿量を減少させ,糖尿病誘発性アルブミン尿症を減弱させ,尿クレアチニンを増加させ,その後,db/dbマウスにおける糸球体硬化症とメサンギウム拡張を改善した。同様に,CAの20週間経口投与はSTZ誘導糖尿病マウスにおける腎臓損傷を改善した。加えて,CAはTGF-β1,フィブロネクチンおよびE-カドヘリンのような前線維化因子の発現を阻害した。イルベサルタンと比較して,CAはより良いグルコース低下効果を発揮し,腎臓ではCAはフィブロネクチンとE-カドヘリン発現を減少させるのにより強力であった。すべての動物実験において,CAは他の組織に異常な損傷をもたらさなかった。これらの知見は,CAが糖尿病誘発腎臓合併症に対する保護効果を発揮する安全な化合物であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  泌尿生殖器の基礎医学 
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