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J-GLOBAL ID:201802252877909393   整理番号:18A0719524

食物摂取のグルタミン酸依存性調節は迷走神経求心性ニューロンにおけるNMDA受容体表現型の変化を通して年齢により変化する【JST・京大機械翻訳】

Glutamate-dependent regulation of food intake is altered with age through changes in NMDA receptor phenotypes on vagal afferent neurons
著者 (4件):
資料名:
巻: 189  ページ: 26-31  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0800B  ISSN: 0031-9384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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若い個人と比較して,高齢のヒト被験者は有意に低い食物摂取量と増加した満腹応答を有していた。神経節(NG)に由来する迷走神経求心性ニューロンにより発現されるN-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体は満腹反応の調節に関与する。本研究では,NGニューロンにおけるNMDA受容体サブユニットの表現型が年齢と共にどのように変化するか,またこれらの食物摂取における加齢変化が雄性Sprague Dawleyラット(6週齢および60週齢)のNGにおけるシナプス前NMDA受容体によりどのように調節されるかを検討した。食物摂取量は,コレシストキニン(CCK)または非競合NMDA受容体拮抗剤MK-801の腹腔内投与後,30,60および120分で測定した。免疫蛍光法を用いて,NGにおけるNMDA受容体サブユニット発現(NR1,NR2B,NR2C,およびNR2D)を測定した。その結果,CCKは,30~60分後には,30分後,60分後,および120分後には,30~60分後には,群間に統計的有意差はなく,食物摂取量を減少させることが示された。対照的に,MK-801は,研究したすべての時点で若い動物と比較して中年ラットで有意に高い食物摂取量の増加を生じた。NR1サブユニットは,両年齢群でほとんど全てのNGニューロンにより発現した。若いラットにおいて,NR2B,NR2CおよびNR2Dサブユニットは,それぞれ56.1%,49.3%および13.9%のNGニューロンで発現した。対照的に,中年ラットにおけるニューロン集団の30.3%のみがNR2Bサブユニット免疫活性を発現し,NR2Cは34.1%に存在し,全ニューロンの10.6%のみがNR2Dサブユニットを発現した。結論として,食物摂取のグルタミン酸依存性調節は年齢により変化し,摂取におけるこの年齢関連変化はNGに位置する迷走神経求心性ニューロンにおけるNMDA受容体表現型の変化を介する可能性のある機構の一つである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  細胞膜の受容体  ,  中枢神経系 
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