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J-GLOBAL ID:201802252928160764   整理番号:18A1504358

ジアシルグリセリドとトリアシルグリセリドイオンの識別を含む飛行時間二次イオン質量分析のためのNaCl添加の利点【JST・京大機械翻訳】

Benefits of NaCl addition for time-of-flight secondary ion mass spectrometry analysis including the discrimination of diacylglyceride and triacylglyceride ions
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号: 17  ページ: 1473-1480  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ジアシルグリセロール(DAG)およびトリアシルグリセリド(TAG)は,類似の化学構造を共有するが,細胞および組織における生物学的機能において異なる,すべての哺乳類細胞に存在する2つの重要な脂質クラスである。したがって,飛行時間二次イオン質量分析(ToF-SIMS)分析中のこれら2種の分化は重要であるが,TAGsのイオン化過程におけるDAG様イオンの形成により困難であった。方法:ToF-SIMSスペクトルにおけるDAG様イオンの起源を決定するための迅速で簡単な方法として,塩付加体形成の使用を検討した。NaClをDAGの脂質標準に添加し,TAGとフラグメンテーションパターンの違いを同定した。次に,塩をメタノール中のNaClの飽和溶液による噴霧によって調製した組織試料に適用し,試料を40keV(CO_2)_6k+一次イオンビームを用いてToF-SIMSで分析した。結果:TAGスペクトル([M+H-H2O]+から[M+Na]+)では観察されなかったDAGスペクトルに40Daのピークシフトが観察されたが,等圧[M-RC00]+ピークは2種間の分化を可能にしなかった。組織切片にNaClを噴霧すると,DAG様イオンがTAGsから生じたことを示した。結論:本論文で述べた方法により,試料へのスプレーによる塩の単純な添加は,生物学的組織試料からの複雑な質量スペクトルのより良い解釈をもたらし,DAGとTAGフラグメントのピークを識別する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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有機物質の物理分析一般  ,  有機化合物の物理分析 
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